River Of Time/Jorma Kaukonen

届いた当初はちょうど仕事の追い込みで、ざっと1回聞き流しただけのJormaの『River Of Time』を、ここ数日、何度も聴き直している。タイトル・ソングに象徴されるこのアルバムのコンセプトは、亡き祖母が夢の中に現れて語ってくれた言葉からヒントを得たもの…

午前3時のハプニング/The Golden Cups

先週末のこと。寝つきの悪い私がようやく熟睡モードに入った頃、突然、「ピンポ〜ン!」という音がした。郵便物や宅配便の配達以外の訪問者なんて、セールスか宗教勧誘しかない。それさえも、どんなに遅くても午後9時まで。そもそも、不審なものには一切出な…

Your Time Will Come/Quicksilver M. Service

今や音楽情報にすっかり疎くなっている私に、ネット・ショップから届く新作発売情報はありがたい。Jormaのニュー・アルバムが来月発売されることも、昨日初めて知って早速予約した。以前は、更新毎に必ず閲覧していた彼のブログも、昨年、3ヶ月近くPCが使え…

Pale September/Fiona Apple

今年2度目の日記を書くのが今頃だなんて、あきれて笑うしかない。今日は4年前に亡くなった父の命日だった。仕事はほとんど終わっていたけれど、帰省もせず、時折、ぼんやりと回想するだけにした。そして、夏の初めに帰省した時のことを、ふと思い出した。遺…

Party Girls & Broken Poets/Elliott Murphy

気まぐれな天気の1日だった。最高気温は午前2時頃の6.6℃で、夕方6時半にはすでに0.9℃まで下がっていた。雪は朝からずっと降っているけれど、ふわふわとしたぼたん雪のため、少しも積もらない。何の気力も失せるほど寒い日が続いているのだから、せめて積もっ…

Living In The Moment/Jorma Kaukonen

今日はJormaの67回目のバースデイ。あえてこうして日記に取り上げるのは、意外や意外、<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20041223">3年ぶり</a>!以前は、更新されるたびに欠かさず読んでいた彼のオンライン日記も、最近は、忙しさにかまけて、時々ざっとまとめて眼を通すだけになっている。その内容は、春…

Revolver/Isobel Campbell & Mark Lanegan

珍しく寝汗をかいてしまい、6時半頃眼が覚めた。寒い日が続いていたので、重装備で寝ていたのが仇になったようだ。後で気温を調べたら、早朝でも8℃を超えていたらしい。それなのに、日中になっても、気温は横這い状態のままだった。雨も降っていたので、結局…

Anna Lee/Levon Helm

先日届いた『Dirt Farmer』の中に、ほとんど無名のミュージシャンの曲も1曲含まれていた。Laurelyn Dossettという女性SSWが書いた「Anna Lee」で、そのメロディは、前にどこかで聴いたことがあるようななつかしさと泥臭さが混じり合ったものだった。そのおか…

Us And Them/Pink Floyd

3日前の朝、締切りギリギリで仕事が終わり、ほっとひと息つく間もなく、そのまま勢いに乗って自転車でフラフラと紅葉見物に出かけた。結局、その日はそれで精一杯。たまっている雑用に一切手をつける気力も体力もなく、そのまま1日が終わってしまった。そし…

Calvary/Levon Helm

8月に予約していたLevon Helmの『Dirt Farmer』がようやく届いた。25年ぶりのソロ・アルバムだということを抜きにしても、純粋に私好みの音であることは、事前の試聴ですでにわかっていた。そして、実際に聴いてみると、当然、それ以上のものだった。咽頭癌…

Turn To Stone/Joe Walsh

週末に休めるのは久しぶり。これを逃すと、月末まで休みはない。だからといって、自転車で遠出したくても、天気が味方してくれず、ちょっと近所に出かけただけで終わってしまった2日間だった。特に何をしていたわけでもなく、しいていえば、Brian Jonesの最…

Hot Summer Nights/Night

今年から最高気温が35℃を超える日を、「猛暑日」と呼ぶことになったという。ここ京都では、すでにそんな日を何日も体験している。最初、うっかり「酷暑日」と覚えていたけれど、たとえ何と呼んだところで、涼しくなったりはしない。今朝は特にひどかった。息…

Blood In The Water/Colin Brooks

今日は「水の日」らしい。調べてみると、ちょうど30年前に決まったという。全然知らなかった。私が住む場所は、常に水辺だということは、<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040505">以前の日記</a>にも書いた。その後、また引越したけれど、今住んでいるのも川のすぐそば。これも、一種の運命のようなもの…

Maggie's Farm/Hot Tuna with BobWeir&MariaM.

昨夜、運良く『Newport Folk Festival 1963〜1966』を見ることができた。すでにDVD化されていることはおろか、詳細ラインナップすら知らず、Dylanが見られるだけで充分!という軽い気持ちだった。ところが、出演者名が最初にズラッと出たのを見たとたん、姿…

Just A Dream(On My Mind)/Muddy Waters

これを書くべきかどうか、しばらく悩んだ。話を蒸し返すことにより、再び同じことが起こるのは、絶対に避けたいから。でも、冷静に分析して、恐怖心を取り除くという手もあるので、あえてそれに賭けることにした。事の次第はこうだった。昨夜、眠りに就いて…

Fireflies/Patti Smith

数時間前、突然、PCがおかしくなった。OEとIEのどちらも、まったく動かない。いったん終了させようとしたけれど、その操作すらできず、強制終了せざるをえなかった。それでも、もう1度立ち上げるとどうにかなると思ったのに、見慣れぬメッセージが出た後、ま…

21st Of June/Al Rose

昨日、久しぶりに日記を書き上げるため、夜になってもPCをつけたままでいたら、うっかり悪い癖が出て夜更かししてしまいそうになった。それでも、その誘惑を何とか断ち切って、1時過ぎには終了することができた。おかげで、今朝も寝坊せずにすんだ。それで、…

Trouble Waiting To Happen/Warren Zevon

気が付けば、1ヶ月近く日記が滞ったままになっていた。比較的書きやすいmixi日記さえ、すでに2週間近く放置したままになっている。こんなことは初めてだと思う。サボっていたわけではない。書かなかったのではなく、書けずにいた。先月下旬から、<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20070221">実家の引越</a>…

It Takes A Lot To Laugh, ・・・/David Bromberg

久しぶりにJormaの日記を読んでいたら、冒頭から、注目すべきコメントがあった。ライヴの帰りに自宅まで車を走らせている間、ある曲がずっと頭に流れていたという。そこに書かれていた歌詞に、思わず眼を留めた。♪Don't the moon look pretty, shinin' on do…

Hong Kong Blues/Amos Garrett

遅くとも5時15分には家を出ないと間に合わないのに、出遅れること数分。それを取り戻そうと、必死で自転車を走らせた。目指すは「磔磔」!何年も前のJormaのソロ・ライヴと、一昨年のMarc Benno以来、ようやく3度目と不慣れなため、烏丸から仏光寺通りに入っ…

Desperados Under The Eaves/Warren Zevon

昨夜はいつもより早めに寝ることにしたのに、なかなか眠れず、結局、WZのバイオの続きを読むことにした。ところが、部厚く重い本のため、横になったままの姿勢では、とても読みづらい。両手だけでなく、眼もすぐに疲れてくる。それでも、次から次へと興味深…

Mr. Bad Example/Warren Zevon

起床時から喉が痛い。乾燥が原因で一時的にそうなることはよくある。今日もそうだろうと思っていたら、いつまでたっても治らない。声を出すのが辛いけれど、まだひと言も発する必要のないまま、夕刻にさしかかっている。はたして、これを幸いと思うべきか否…

Amazon - River Of Dreams/The Band

Gurfモードがまだまだ続く中で、別件でとても腹立たしいことがあった。それは、ネット・オーダーのトラブル。前から書いているように、人一倍貧乏な私は、いつも、できるだけ安くCDを手に入れたいと思っている。ただし、よほどの例外を除き新品で、しかも、な…

People Have The Power/Patti Smith

これまで、カタギの生活にはほとんど縁がないので、ゴールデン・ウィークというものを実感したことは1度もない。数年間、怪しげな(?)会社に勤めていた頃でさえ、連休中は休日出社を買って出て、世間が再び仕事モードに切り替わる頃、ゆっくり代休を取ってい…

Blanket/Gurf Morlix

ライヴから深夜の帰宅後、何だかんだといううちに朝の4時になっていた。高揚していた気持ちが少し治まると、急に寒気が戻ってきた。実は、朝から風邪気味だった。まるで真冬並みのフル装備にもかかわらず、寒くて寒くて、なかなか寝つけず、ちょうど、今日の…

Killin' Time In Texas/Gurf Morlix

ライヴの前に、そのミュージシャンのアルバムを集中的に聴いて「予習」するという律儀さなんて、私にはこれっぽっちもない。これまで何度も、そう書いてきた。Gurf Morlixのライヴまで1週間を切った今も、そのつもりだった。それで、彼のニュー・アルバム『D…

I'llLetYouKnowBeforeILeave/Jorma Kaukonen

年末年始以来、約2ヶ月ぶりに帰省することになった。ここ数年、色々と複雑な事情で、年に10回近く帰省しているけれど、今回の用件もまた、うまく対処できるかどうか、まったく予想もつかない。それは、実家の引越。市の道路拡張計画に、ちょうど実家付近も含…

She Moved Through The Fair/The Pentangle

京都在住1年余りの身では、学生時代にここで4年間過ごした妹にすら及ばない。それで、まだまだ「お上りさん」と開き直り、行く先々でキョロキョロしている。今日も、先週の「囀市」に引続き、上賀茂神社の手作り市を覗きに行った。第4日曜日に行なわれること…

HaveYouSeenTheSaucers/Jefferson Airplane

話のかみ合わない人とどれだけ長くしゃべっても、歩み寄りがあるどころか、話せば話すほど、新たなストレスが生じるばかり。昨夜がまさにそうだった。結局、4時間半近くも無駄にしてしまい、寝たのは朝の5時前だった。そんな不毛な長電話のせいで、朝の目覚…

By The Rivers of Babylon/Jorma Kaukonen

昨日の日記に1箇所だけウソを書いた。「10回以上繰り返し聴いている」という部分。厳密に言うと、6回か7回だった。でも、今日もまた飽きずに聴き続けているので、現時点で通算15回ぐらいになっているのは確実。それから、1箇所大きなミスがあったので、こっ…