The Cherry Tree Carol /The Pentangle

本当は、今日からまた実家に帰ることになっていたのだけれど、ドタキャンになったので、せっかく用意していたチケットの変更やら何やらで昨日から慌しかった。そんな中、昨日たまたま覗いたスーパーでアメリカン・チェリーの大バーゲンがあったので狂喜した。何しろ、約450g(ほぼ1ポンド!)入りパックが破格の\200なのだから。そして、大好物のモロヘイヤが2袋\100、さらに、大好物を越えて中毒気味のゴーヤの、これまで見たことのないようなサイズ(軽く30cm以上!)が超特価。もちろん3種類とも買い込んで帰ってきた。それにしても、好きな果物なら一度にいくらでも食べられる自信があったのに、さすがに1ポンドともなると半分弱で挫折してしまった。ゴーヤも、去年からお気に入りの生食ではなく、久しぶりにゴーヤ・チャンプルーにした(お豆腐の代わりに厚揚げにし、唐辛子を数本加えると味がシャープになる)けれど、これまたずいぶん残ってしまった。そして、最大のミスはオクラを買い忘れたこと!おかげで、モロヘイヤとオクラのスープができなくなってしまった。後で買い足さなくては。
結局、今日も昨日の残り物を食べなくてはならないということだ。でも、先ほどすでに、チェリーの残りを一気食いしたら、苦しくてたまらない。胃が縮んだのかな。
タイトル・ソングは、「Carol」からもわかるように、一種の賛美歌。私みたいに、苦しくなるまでチェリーを食べているのとはほど遠い内容だ。聖母マリアの胎内にいたキリスト(いくらカタカナ表記が嫌いだといっても、さすがにMaryだのChristだのと書こうとは思わない。「テレビ」や「ラジオ」同様、すでに日本語扱いだし)が、チェリーの実る枝に手が届かない母マリアのために、奇跡を起こして枝を低く垂れさせるというものだ(その時、ヨゼフはそばで冷たく知らんぷりしているだけ)。聴いたことはないが、PP&Mヴァージョンもあり、歌詞が微妙に違うようだ(こちらでは、ヨゼフがさらに冷淡な態度を見せる)。
Pentangleつながりで、この前届いたJohn Renbournの『A Maid In Bedlam』だが、思ったほど中世風ではなかった。Jacqui McSheeもヴォーカルで参加している。また、Blackmore's Nightが取り上げている曲もあるというので、いずれそちらのヴァージョンも聴いてみたいが、今は自粛。あきれたのは、パーソネル紹介で、「n」が抜けて「John Rebourn」となっていること。これはあんまりだ。