Heartbeat/Buddy Holly

何日も家を空けて帰宅すると、まずしなければならないのは溜まっている雑用処理。部屋の掃除に洗濯、郵便物の処理、それにメール・チェック。ほとんどはML絡みだけれど、600通ほど届いていた。これでも、ひと頃よりかなり減っている。なのに、ジャンク・メールは現在の方が多いというのが、実に不可解だ。しかも、アドレスを使い分けているのに。
そして、もう1つ必要なのがこの日記。溜まっている1週間分を書かなければならない。「書かなければならない」なんていうと、義務感でイヤイヤしているようだけれど、決してそうではない。1つのことを地道にコツコツ続けることが苦手な私にとって、もう5ケ月も続いているこの日記は奇跡にも等しく、今や書くことが楽しみとなっている。何日も前に遡って、古い日付のものをまとめて書くなんて、日記本来の意味から外れているような気もするけれど、その日に起こった事や感じた事を、メモ代わりに残しておくのだから、まあ良しとしよう。でも、3日分ほどまとめて書いたら、さすがに疲れてきた。脱力感や倦怠感のため、これ以上何もする気にならない。それに、ただひたすら眠い。
そのせいでもないけれど、昨日のタイトル・ソングは久々に反則技だった。「Stone」つながりで、「Heart Of Stone」を選んだものの、私が聴いたことがあるのはRolling Stonesヴァージョンだけ。にもかかわらず、未聴のSVTヴァージョンにしてしまった。SVTとは、Jormaの永遠の相棒Jack Casadyが、Jormaと一時的に決別していた頃、独自に活動していたパンク・バンドのことだ。ちなみにバンド名は「Supra Ventricular Tachycardia」の略、要するに、過剰な心拍数や脈拍のこと。シスコに滞在中に、このバンドのライヴ告知を見つけたけれど、会場のナイトクラブが、とても治安の悪い地域にあったので、慎重派の私はあえて自粛した。今となっては、多少無理しても行っておくべきだったと後悔している。比較的安全なはずの地域にあるお店でJormaを見た帰りに、バス・ジャックに遭った経験もあるのだし。要するに、トラブルなんて、起こる時は場所を選ばずどこでも起こるということだ。
なお、「Heart Of Stone」といえば、妙に冷静な今の私の心境を表わしているような気もする。
さて、今日のタイトル・ソングは「Heart」つながり。またBuddy Hollyになるけれど、この曲のカヴァー・ヴァージョンを知らないので、やむをえない。