Keep On Truckin'/Hot Tuna

関東地方ではものすごい雪で、交通機関にも影響しているらしい。ニュースのトップ項目はそのことばかり。他にもっと報道すべきことがあるんじゃないの?とイヤミを言いたくなるぐらい。幸い、こちらはそんなに悪天候ではないけれど、未だに体調が回復していず、油断して外に出るとすぐに具合が悪くなる。これでは、1日中家の中でおとなしくしているしかない。こんな日には、これといった話題もないし、気分も乗らない。仕方がないから、先日、こちらに戻ってくる時、バスの中で体験したおぞましい(!)出来事でも書こう。
古いプロフィールにも書いていたように、私にはいくつかの「フェチ」がある。その中の1つが「匂いフェチ」で、「動物並の嗅覚」とまでは言えないにしても、匂いや臭いには人一倍敏感。いい匂いや香りにはついフラフラしてしまう一方、ほんの少しの悪臭にも耐えられない。
バスの中で私の席は前から2列目の右の窓側だった。幸い隣りには誰もいないので、そこに荷物をで〜んと置いて、ゆったりくつろいでいた。ところが、少し走り出して、何やらイヤな臭いが漂ってくることに気が付いた。慌てて周囲を見回し、その異様な光景(大げさ?)にギョッとした。何しろ、私の前列の4人と真後ろの2人、そして通路を隔てた真横2人全員が20代から60代までの男性だったのだから。これまで、高速バスの利用者(特に、平日の昼間)は女性が圧倒的に多かったのに、これは異常事態。でも、よく見ると、後方に陣取っているのは、通常通りほとんど女性。一体どうして私の周囲だけこんなことに・・・。それだけのことなら別にどうでもよいけれど、問題はその臭い。脂ぎった臭いからオヤジ臭まで、私の大嫌いな臭いのオンパレード!眼には眼を!臭いには匂いを!というわけで、急いでバッグからアトマイザーを取り出し、オードトワレを自分自身に軽く吹き付けて、クンクンと嗅いで、気を取り直した(その様子を周りから見ると、まるで怪しいものを嗅いでいるように見えたかも)。体臭には個人差があり、生まれつきの体質も関係するので、あまり厳しいことは言えないけれど、今回はひどすぎた。普段、コロンやトワレなどには一切頼らず、自然のままでとてもいい匂いのする人を知っているから、なおさらそう思う。
ちなみに、タイトル・ソングには♪What's that smell like fish,pretty baby, I really would like to know♪というフレーズが出てくるので、苦し紛れに選んだけれど、こんなイヤな臭いなんか2度と嗅ぎたくない!