Celebration Of The Lizard/The Doors

もうめぼしい物は何も見つからないと思っていた実家の自分の部屋から、また少し「ガラクタ」が出てきた。たとえば、『Rocky Horror Picture Show』の映画を見に行った時にもらった、オリジナル・ロゴ入りマッチとか。よく見ると、内側の面に、同じロゴの入ったキャップの販売も紹介されていた。価格は$10.99。特にほしい物ではなかったので、見逃していてもあまりくやしくないけれど・・・。
そういえば、当時は、レコードだけでなく、Tシャツをはじめ、色々な関連グッズまでよく買っていた。「Hot F★cking Tuna(注:実物は伏字なし)」というステッカーを通販で買い、スーツケースに貼っていたら、知らない間にはがされていたこともあった。空港の係員に、「こんなものは、好ましくない!」と思われたに違いない。Jackson Browne達が関わっていた反核団体から出ているTシャツや、エプロンも申し込んで買った。募金付きなので割高だったけれど、何しろJBの1stアルバムのジャケットと同じデザインなので、ほしくなるのは当然だった。また、黒地に『Late For The Sky』のロゴが入ったのも持っていた。幸い、そういった類のものは全部残っているし、当時あまり着込まなかったので、劣化もしていず、今でもちゃんと着られる。
Aldous Huxleyの『知覚の扉/天国と地獄』も出てきた(1976年3月河出書房新社刊\980)。原書ではないのが残念。偶然にも、今回、帰省のお供(?)として持ってきたCDの中に、Doorsも入っていた。といっても、『Legend』という2枚組ベスト盤だけど。今日のタイトル・ソングが、未発表の完全スタジオ・ヴァージョンとして収められている。その曲だけで15分以上続くけれど、退屈するどころか、Jim Morrisonの発するその1語1語に引き込まれていく。でも、大学の生協の洋書バーゲンで、たった\100で買った彼の詩集は、今回も見つからなかった。
ところで、先週末に発作的に自分で髪を切った。15cm近くバッサリと。それでも、セミロングとロングの中間ぐらいの長さはある。でも、切ったおかげで、ますますおとなしそうに見えるようになった。というよりむしろ、地味と言うべきかもしれない。元々、決して派手なタイプではないし、ケバいのは嫌いだけれど、その逆に、地味なのもあまり好ましくないので、鏡を見るたびに「早く伸びろ!」と念じている。トカゲの尻尾のように、切っても切ってもすぐに生えてくれば良いのに・・・。だけど、そうなると、Jim Morriosonばりに、「I am the lizard queen!」と叫ばなくてはならないかも・・・。