Born In Chicago/Jesse Colin Young

やっと大阪に戻る日となった。その前に、昼食を食べに母のいる家に行ったら、妹の姿があった。明日から始まるお祭り見物を兼ねて、戻って来るという話を耳にしていたけれど、まさかこんなに早く来ているとは思わなかった。このお祭りとは、祇園祭を模倣して小ぶりにしたような山車や鉾が、町の中心にある神社から繰り出すもので、約500年前から続いていると言われている。中学生の頃までは、お化け屋敷や屋台が目当てで、毎年楽しみに見に行っていたけれど、今ではすっかりご無沙汰している。母は、「せっかくだから、お祭りが終わるまでここにいればいいのに・・・」と言っていたけれど、それより早く帰りたかった。
帰りのバスの中で、何となくTom Petty & The Heartbreakersの『She's The One』のサントラを聴いていた。前にも書いたことがあるけれど、Lucinda Williamsの「Change The Locks」のカヴァーが特に気に入っている。途中立ち寄ったSAは、往路と同じところではなかったので、今回は残念ながら、名物(?)の抹茶ソフトクリームを食べることができなかった。
今日はさほど暑くはなかったし、幸い、隣は空席でゆったりしていたにもかかわらず、疲労感があったので、気合いづけるために、Thunder & Lightningのライヴを聴き始めた(私は、ブルージーな曲を聴くと元気になるという特異体質?)。でも、<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040522">「Hey Joe」</a>の真(?)の作者と言われるBilly RobertsやJohn Lee Hookerがゲスト出演している日のライヴなので、ひょっとすると、以前聴いたのと同じ物かもしれない。ライヴ音源の場合、きちんと整理していないと、こんなことがよくある。
夕方帰宅したら、最近知り合いになったLA在住のOさんから、Nick Gravenitesのライヴを見たという知らせが届いていた。ちょうどThunder & Lightningを聴いていたというのも、まるで何かの偶然だったのかもしれない。Gravenitesは、現在、Chicago Blues Reunionというユニットで、Barry Goldberg、Harvey Mandel、Tracy Nelsonなどと活動中で、ライヴ・アルバムも出ているというのを、つい先日Oさんに教えていただいたばかりだった。そのライヴを、実際にご覧になったというのだからうらやましい。それどころか、後で「楽屋に突入(相変わらず、なんてすてきな響きの言葉!)」して少しおしゃべりしたらしい。う〜ん、それもすごい。でも、もし私だったら、きっとCipollinaのことばかり尋ねて、大顰蹙を買ってしまいそう・・・。