On Time/The Gourds

この6日間の不在中は、郵便の配達を一時中止していた。というのは、これまでわかっているだけで2度も、ポストからはみ出した小型包装物が、抜かれていたことがあったから。あえて「わかっているだけで」と書いたのは、いずれも、通販の商品やDVDで、当然届くべき物がいつまでたっても届かず、不信に思ったということ。それで、販売元に問い合わせると、とっくに配達済みの返事が返ってきた。「でも手元には届いていない。」と言って、結局、もう1度同じ商品を送ってもらった。このような場合なら実害はないけれど、もし、私信の場合、紛失してもわからないし、それに対する補償も何もない。それで、最近は、面倒だけれど、配達中止を依頼することにしている。
というわけで、今日、それらの分がまとめて届いた。案の定、その中には注文していたCDやDVDの入った封筒が3つもあったので、止めておかなければ危ないところだった。多分、夜の間に抜き取るのだろうけれど、ここはそんなに治安の悪い地域だったっけ?それならなおさら、さっさと引っ越さなくては!
で、今日届いたのは、The Gourds『Blood Of The Ram』とElliott Murphy『Never Say Never』、そしてDVDは『The Search For Robert Johnson』。The Gourdsは、先月3枚同時に注文したのに、到着はバラバラ。EMは、今年出たベスト・アルバム(1995〜2005年)で、安くなるのを待っていた。ベストといっても未発表曲もあるし、DVDもおまけについている。最近は、こういった形式のものが多くなり、何となくお得な気分。それから、Robert JohnsonのDVDは、John Hammondが案内役となって、その足跡を辿るというもの。USAヴァージョンだけれど、\1000という安さにつられて買ってしまった。
でも、このところの身のほど知らずの買い方は、ちょっと異常と言える。他に贅沢すべきことが何もないから、まあいいや・・・と言い聞かせて、納得しているのだけれど、ホントにこれでいいのだろうか。
それより、もっと深刻なのは、たまる一方でなかなか聴く時間がないということ。というより、厳密に言えば、時間はあったとしても、「聴く態勢」になかなかなれない。特に今は、まだ実家モードが続いているので、気持ちの切り替えをするのが大変。意識的にそうしようと思ってもそれは不可能で、自然にそうなるのを待つしかない。時間の使い方の下手な自分が、つくづくイヤになってくる。よく書いているように、仕事の時も、まず集中力を沸かせる段階で、ずいぶん時間がかかるタイプだ。それでいつもあたふたしている。