I'm A Lover Not A Fighter/The Kinks

終わったばかりのプロ野球日本シリーズ初戦。リーグ優勝が決まってから何日も経っていたせいか、試合開始前まで、すっかり盛り上がりに欠ける感があった。それでも、何となくTVをつけたままにしていた。
音楽から遠ざかっていた80年代後半から90年代初めにかけて、プロ野球と大相撲に熱を上げていたことは、<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040729">以前</a>にも書いている。余ったエネルギーの発散の場を、スポーツ観戦に見出したというわけだろう。
当時、セ・リーグでダントツに好きだったのは広島カープ!それから、スワローズ、タイガース、ドラゴンズ、ホエールズ(註:当時の名称。以下についても同じ)の4球団は、それぞれ同じくらい好きで、遠方のホーム球場にもよく足を延ばすほどだった。
一方、パ・リーグで一番のお気に入りは、日本ハム・ファイターズで、次にホークス!残り4球団も、それなりに好きだった。ありがたいことに、当時のパ・リーグは、関西に3球団が集中していたため、気軽に観戦することができた。
ファイターズの前回のリーグ優勝は1981年だというので、好きだった時期よりさらに何年も前に遡る。そのため、全く記憶にない。だからこそ、今こうして日本シリーズに臨む姿を眼にすると、ちょっぴり感慨深いものがある。
ところで、私がいかにファイターズを好きだったかを示す、興味深い事実がある。実は、あらゆる色の中で<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040527">オレンジ色が一番嫌い</a>なくせに、ファイターズの試合観戦時には、不本意ながら、オレンジ色のワンピースを着ていくことがあった。今から考えると、よくもまあ、そんなみっともないマネができたものだと思う。ちなみに、脳天気なオレンジ色は嫌いなのに、赤は大好きなので、カープの試合の時は、何の苦労もなかった。そういえば、黒も大好きだけれど、大相撲観戦では、ゲンを担いで、白(もしくはそれに近い淡い色)の清楚な(?)ワンピース姿が多かった。いずれにしろ、着眼点がミーハーすぎる。
そういえば、「日本ハム」を、「ニホンハム」と誤読する評論家に対して、腹を立てていたのもその頃だった。評論家どころか、ファイターズの選手の中にも、「ニホンハム」と言っているバカ者を発見した時は絶句した。
でも、そんな私も、大阪の電気街を、今なお「ニホンバシ」と言ってしまうのでおあいこ?そんなことはない。卑しくも「評論家」を名乗る人が、誤った言い方をするのは大きなNGだ。