Snake Farm/Ray Wylie Hubbard

巷の3連休にも縁がなく、仕事モードが続いている。それでも、来週から12月上旬まで続く、恐怖のノンストップ・スケジュールに比べると、今日はまだ、比較的、時間にゆとりがある。それで、午後の数時間を利用して、日頃の運動不足を補うことにした。自転車に乗って、目指す進路は北!心霊スポットとしても有名な深泥(みどろ)ケ池を通り、坂道をせっせと上っていった。11月に入っても、昼間の陽気は相変わらずで、すぐに汗ばんでくる。さらに走ったところにあるBOOK OFFに入ると、ちょうどCDがバーゲン中!これといった目当てもなく物色していると、Bernard Butlerの『People Move On』を発見。この人は、数年前、Johnny Marrと共にBert Janschのアルバムに参加していた。そんな彼のソロ・アルバムを聴いてみるのも悪くない。しかも、\105というお買い得価格だからなおさら。そういえば、8月に初めて来た(その時は地下鉄を利用)時にも、何枚か掘り出し物があった。ローカル店舗といえども、軽く見てはいけない。ついでに、安い本も大量に買ったため、自転車のカゴが一杯になった。
帰り道は、宝ヶ池トンネル(ここもまた心霊スポットだということを、後で知った。どうりで、走りづらかったはず)を抜けて狐坂という別コース。でも、恐怖のヘアピン・カーヴとして有名なその坂も、下りだったので快適そのもの!
ところで、Bertといえば、ニュー・アルバムの『The Black Swan』が先週ようやく届いた。現在、全米ツアー中の彼は、何と、先月下旬、Neil Youngの毎年恒例のBridge School Benefitにゲスト出演したという。その話を聞いた時、思わず声を上げた。2人が共演するなんて!その場に居た観客は、何てラッキーなんだろう。
そういえば、Bertは全米ツアーが始まる前に「My Space」を始めている。妙に笑えるのは、普通なら、プロフィール欄に「影響を受けたミュージシャン」を書くのに、彼は「影響を与えたミュージシャン」を羅列しているところ(その後「影響を受けたミュージシャン」も書き加えているけれど)。さすが!私も、登録したまま放りっぱなしのMy Spaceを、早く始めなきゃ。
さて、同時に届いたのがRay Wylie Hubbardの『Snake Farm』。彼のことを知ったのは去年の夏だけれど、こんなヴェテランをそれまで知らなかったなんて恥ずかしい。アルバム・タイトルにもなった曲には、腕に大蛇のタトゥーをしたRamonaという女性が登場する。私自身は人一倍痛がりなので、タトゥーなんて絶対に無理だけれど、蛇のブレスレットなら、以前、愛用していた。