Amazon - River Of Dreams/The Band

Gurfモードがまだまだ続く中で、別件でとても腹立たしいことがあった。
それは、ネット・オーダーのトラブル。
前から書いているように、人一倍貧乏な私は、いつも、できるだけ安くCDを手に入れたいと思っている。ただし、よほどの例外を除き新品で、しかも、なるべく早く!というわがままな希望も伴っているので、その都度、どの業者を選ぶのが最適かチェックするのに躍起になっている。
今回の場合、2月半ばに数枚まとめて予約注文し、その後、少しずつ追加していくうちに、気がつけば8枚になっていた。もちろん、中には新譜でないものも含まれている。8枚中、発売予定日が一番遅いのが、Warren Zevonの未発表曲&テイクを集めた『Preludes』で5月1日。つまり、全ての発送が、それまで待たなければならないことになっていた。
ところが、不思議なことに、3月中旬に発売間もないJormaの『Stars In My Crown』が単独で届き、先月末のGurfのライヴに間に合って、『Diamonds To Dust』が、これまた単独で届いたのは、すでにここにも書いた通りだった。2度にもわたる予想外の粋なはからいを、素直に喜んだのは言うまでもない。
だからといって、5月1日発売予定のアルバムの発送が、都合で6月下旬になるなんて、許されるはずがない。最初、そのショッキングな通知が届いた時、てっきり、発売日そのものが延期されたのだと解釈した。ところが、そうではなかった。同系列の国内のショップに注文した人たちのところには、すでに「発送済み通知」が届いたということを知り、あきれかえった。レストランの予約をしていたのに、無視されて、一番最後の列に並ばされるような、どうにも納得のいかない怒りと悔しさだった。それで、昨夜、長々と(そのくせ、所要時間は5分程度)苦情を書いた。どういった表現を用いれば、最も効果的に、この怒りと失望が伝わるかということを考えながら・・・。今にして思えば、夜中だったので、テンションが相当上がっていた。
その返事が、先ほど届いた。驚くほどの平謝りぶりで、ただちに発送するという。しかも、通常の航空便ではなく、わざわざ速達便で。それだけではない。迷惑をかけたお詫びに、次回注文時に5ドル分の割引までしてくれるという念の入れようだった。
これにて一件落着?そうではない。未だに理解できないのは、最初に届いた通知。予約商品の発送が、発売日から6週間以上遅れるということになった理由については、一切ふれられていない。そして、苦情1つでこんなにも態度が変わるなんて、ありがたいけれど、不自然でもある。