Every Picture Tells A Story/Rod Stewart

相変わらず、季節を先走る陽気が続く。夕方から激しくなると言われていた雨がお昼過ぎにやんだので、ホッと安心していたら、再び降りだしてきた。天気予報もたまには当たるようだ。
外出もせず、昨日届いたAbra Mooreの『Everything Changed』を聴き、ボーナスDVDを見る。先週知ったばかりの女性シンガーだが、声フェチの私を充分に満足させてくれるキュートな声と歌い方だ(恋人との別れを歌った曲ばかりというのが、少し気になるけれど)。そもそも、\1800ぐらいのCDに、数曲分のライヴ映像とプライヴェート映像、歌詞、ギャラリーetc.が収められたDVDが付いているなんて、恵まれた世の中になったものだ。これが女性ではなく、ご贔屓の男性ミュージシャンのものなら、うれしさは何倍にもなるのにな。
話は変わるが、ちょっとおもしろいことがあった。伯母の家で発見した古いアルバム写真の一部を、父のたっての希望で、引き伸ばすことになったのだが、明治〜昭和初期の写真のネガなんか見つかるわけがない。結局、スキャナーで取り込んで拡大し、プリントすることになった。相変わらず、私はそういう作業が苦手。またもや他力本願だ。そんな面倒なことを快く引き受けてくれた殊勝な人が、ある集合写真を見て鋭い指摘をした。10数人写っている中の1人が、私によく似ているという。それはまさに、私の曾祖母だった。私自身、彼女の顔はアルバムを発見するまで見たこともなかったが、確かに、初めて見た時から、必要以上に親近感を覚えていた。でも、両親からそういう指摘は一切なかった。それなのに、第三者からそう言われるとは意外だ。しかも、誰が見てもソックリなほど似ているのではなく、面影があるという程度なのに、何の事前情報もなく、多くの人の中から的確に選び出すなんて・・・。普段から、私の顔をよほど細かく観察しているということなんだろうか?あんまり粗探ししないでほしいな。そういえば、同じ人から、たまたまTVのCMで見かけたという、まだ16歳の女優に似ていると指摘され、驚いたこともある。彼女のことは、もっと幼い頃から知っていて、わりと好感をもっていたので悪い気はしなかった。でも、その人は決して褒め言葉のつもりで言ってはいないことぐらい、私にもちゃんとわかる。要するに「そんなお子サマ顔には興味がない!」と皮肉っているだけなのだから。ひどいな。タイトル・ソングについては、説明無用。