Serpent Of Dreams/Hot Tuna

少し前に他人の夢の話を軽くあしらったばかりなのに、今度は私自身、悪夢にうなされて目が覚めた。ビルの屋上に近い場所に、多くの人たちと一緒に居た。その時「敵からの攻撃弾がこちらに向かっている」というアナウンス。「敵って何のこと?」と真に受けず、彼方の空に目をやったら、隕石にも見えるオレンジ色の燃える物体がこちらにめがけて飛んでくる。まさか!と思う間もなく、すぐそばに落下した。みんな大慌てで、まるでひと昔前のファミコン・ゲームのキャラクターのように、ビルづたいに逃げ始めた。夢の中では逃げ足も速い。あっと言う間に地上に下り、さらに逃げ惑う。なぜか公衆電話を必死で探しているところで目が覚めた。あまりにもリアルだったので、しばらく息苦しかった。すでに太陽が昇り始めていたので助かった。もし真夜中だったら、きっとパニック状態に陥っていただろう(実は私、暗闇恐怖症)。今さら言いたくないが、9/11同時テロの少し前にも、似たような夢を見た。その時は、高層ビル群に向かって、燃えるような空が落ちてくるというものだった。多分、何の因果関係もないと思うけどね。冷静に考えると、昨日見た『ミスティック・ピザ(Mystic Pizza)』に出てきた彗星のシーンが、多分、潜在意識の片隅に残り、まったく異なる夢として現れたにすぎないんだろう。そう思いたい。でもマジで怖かった。
そのせいか、今日は偏頭痛がひどい。特に、夕方以降、死にそうなくらい。その一方で、今日もCDが届く。James Montgomery Blues Band『Bring It On Home』(「Dimples」や「Mona」のカヴァーもあり。James Cottonが一部ゲスト参加)。Rory Block『Gone Woman Blues:the Country Blues Collection』(Jorma Kaukonenがゲスト参加している『Mama's Blues』ではなく、あえてこちらを選んだ)。そしてSophie Zelmaniの8年前のセルフ・タイトル・アルバム(声フェチ女性シンガー・シリーズ第何弾?)。
さて、タイトル・ソングにようやくHot Tunaが登場!通称「Rampant Era」と呼ばれるヘヴィ路線時代の幕開けとなる5枚目のアルバム『America's Choice』に収められているこの曲は、意外なほどメロディ・ラインがきれいで幻想的。Jormaのヴォーカルもうっとりするほどすてきだ。ところで、このジャケットが、洗剤「Tide」のパッケージのパロディだというのはご存知?私なんて、このTシャツまで持っていたんだから・・・。