ゆらゆら&ぐるぐる(Rock & Roll)/王様

偏頭痛は昨夜遅くまで続き、ようやく治まったと思ったら今朝はめまい。最高気温の予想が30℃近いというのに、寒気がするので、毛糸の上着を引っぱり出してきた。けだるくて、音楽を聴く気にもなれない。気晴らしにこの日記を書き始めたけれど、気分も乗らない。しばらく休んでから、荒療治のつもりで買出しに出かけたら、ますますフラフラしてきた。鉄分不足かと思い、鰹のお刺身を買って1人で平らげ、念のため風邪薬を飲んだら、少しましになってきた。よかった。
ところで、先日、Spencer Dryden支援ライヴについて触れたけれど、その時点で、元同僚のPaul Kantnerからの協力情報のみ、一切なかった。そのため、多くのファンから批判が起こった。それに対し、本人から開き直りにも近い言い訳が出た。当日、ニューメキシコで息子の卒業式があるので参加できず、しかも、最近引越して、家財を貸し倉庫に預けたままなので、寄付できる物は何もないのだという。そこでさらに非難轟々。こんな風に、ファンがミュージシャンに向けて、直接意見を出し、それに対し、ミュージシャン側から回答が届く、というのもネット時代だからこそ可能なのだろう。私は現在、5〜6種類の海外のメイリング・リスト(略してML)を利用しているが、中でも特筆すべきは「2400Fulton」というものだ。かつてJAのメンバーが共同生活していた建物の所在地名がタイトルとなっているこのMLは、JAをメイン・テーマとしたものだが、リスト・メンバーの大半が、60年代からずっとリアルタイムで彼らの動きを追って来たつわもので、元ヒッピーやイッピー、それにヤッピーがゴロゴロ。大の議論好きのため、毎日100通近い投稿がある。しかも音楽ネタ3に対し、政治&社会ネタ7ぐらいの割合だからもう大変。その中にPaul本人も混じって議論を交わすのだから、ウソみたいだ。ファンは、敬愛するミュージシャンが相手だからといって容赦せず、堂々と反論を述べる。そんな姿勢がいかにもJAのMLらしくていい。ただ、2〜3日留守にすると、数百通のメールがたまってしまうのはちょっと困りもの。私も時たま投稿するけどね。
それとは別のところで、今夜熱い議論を交わしてしまった。表現力がないので言い負かされることが多いけれど、今回は絶対に譲れない。第2ラウンドが待ち遠しい。
さて、日本語直訳ロックの王様がデビューした時、誰もが衝撃を受けたはず。私もCDをせっせと集めたっけ。