Cowgirl In The Sand/Neil Young & Crazy Horse

来日したBenicio Del Toroの話題が各メディアで取り上げられていたけれど、その様子を垣間見て、やはりニガテ!と再認識した。トロ〜んとした鈍そうな目付きは、まさにDel Toro(スペイン語で「牛」)という名前の通りだった(まさかこれ、本名じゃないだろうな)。私の大嫌いな日本人俳優にもソックリ。アメリカではセクシーNo.1と言われているようだが、さっぱり理解できない。この人の魅力がわからないのは、私が精神的に(&恐らく肉体的にも?)成熟していない証拠なんだろうか?そんな風には思いたくない。これまでも、Burt Reynoldsや元SantanaのJose Chepito Areasのように、勘違いしたセックス・アピール(?)をこれ見よがしに振り撒いている人たちが苦手だったっけ。
牛つながりで選んだタイトル・ソングから、大学時代の友人を思い出した。当時、周囲にロック・ファンが誰もいなかった私は、洗脳作戦を開始。ターゲット第1号は日本のフォーク好きの子。彼女のお気に入りのかぐや姫の歌詞に「Neil Young」が出てくるというので、説明を兼ねて強引に聴かせたら、あっさり洗脳成功!Neilを皮切りに、SSWからプログレ系まで、次々と彼女のお気に入りは増えていった(悲しいことに、シスコのバンドだけは無視され続けたけど)。そんな彼女が、今でいうオフ会もどきのNeilファンの集いで、他の参加者に「カウガールと呼んで!」と頼んだら「牛娘」と呼ばれてしまったというジョークじみたエピソードがある。気の毒だと思いつつ、私もしばらくそう呼んでからかった。そんな彼女と私が抱き合ったことが2度もある。最初は、3年の夏互いに初渡米した時。ある日、バークリーに滞在中の私と、サンタローザの彼女が、ソーサリートのバス停で待ち合わせることにした。彼女のバスがなかなか到着せず、人気の少ないベンチで私は2時間近く待たされた。やっと着いた時、思わず2人で抱き合った。次は、卒業後、私が再渡米して仕事をしていた時、LAにやって来た彼女と再会。この時も、出迎えた空港でひしひしと抱き合った。普段はシャイなはずなのに、こんな時自然にそういう行動が取れるようだ。そういえば、空港に見送りに来てくれた男の子が"Please don't go!"と言うのを尻目に、"I wish I could stay...but I have to go"と言って、まるでよくある映画のようなシーンを演じたこともあったっけ。Robert Plantばりの反則技を使われたら、そのまま残っていたかなあ?