Daddy's Tune/Jackson Browne

大阪に来ていた父と夕方からデート。でも今回は、妹や弟も一緒だった。難波に出るのは久しぶりなので、早めに出かけて猟盤でもしようかと思ったけれど、結局、待ち合わせ場所にほとんどギリギリで到着。最近、こういうことが多い。もっと合理的に時間を使いたいのに・・・。
4人で路地裏を通り抜けたところにあるちゃんこ屋さんに行ったら、吉本興業の某大物女性漫才コンビが、すぐ隣りのお座敷にいた。大阪、特に難波界隈ではこういうことがよくある。あんまりうれしくもないけど。
父は、このところあまり仲の良くない私と妹が、久しぶりに仲睦まじく同席していることに、思いのほか感激しているようだった。その様子があまりにも大げさなので、そばで見ていてちょっと面食らうほどだった。
さて、数多い「JB」の1人、Jackson Browneが去年に引き続き、今年もまた少し前に来日した。今回は、アコ−スティック・ライヴで、客席からのリクエストが中心、しかも初期の頃の曲が多かったというので、私も見に行けばよかった!と今頃後悔している。その上、今は亡き友Warren Zevonの曲までやったというのだからなおさらだ。私が初めて見た「JB」はJeff Beck(BB&Aの頃)。次がこのJackson Browneだったけれど、初来日とその1ケ月後のRCRの2回しか見ていない。嫌いではなにのに、なぜかその後ずっと行きそびれている。アルバムさえ、持っているのはほんの数枚だけ。私よりずっとずっと熱烈なファンが多いので、きっと気後れしてしまうんだと思う。そのくせ、音楽とは直接関係のない話題には鋭いのだから、ちょっと情けなくなってくる。こんなトリヴィア・クイズのサイトhttp://www.jrp-graphics.com/jb/jbtrivia.htmlがあるのも知ってるし、彼のおじいさんClyde Browneが建てた修道院(?)の近くに住んでいたにもかかわらず、訪問しそびれたことを残念に思っている。また、今回の来日でも取り上げたという「These Days」がNicoに捧げる曲で、まだ十代の頃のJBが彼女にかわいがられていたという、ワイドショー的なエピソードもちゃんと耳に入れている。Nicoといえば、多くの交友関係の中で、Brian Jonesとの関係もよく知られている。Brianは、Nicoと別れた後に知り合ったAnita Pallenbergに、彼女の面影を求めていたという。そういえば、NicoとAlain Delonの間にできたという息子はどうなったのだろう?すでに40歳ぐらいになっているはずだけど。