Well All Right/Blind Faith

夜中に書いたものを後で読み返すと、赤面してしまうことが多い。メールや手紙、掲示板の書き込み、いずれの場合も同じこと。そしてもちろん、昨日の日記もそう。冷静さのカケラもない。いっそ、編集機能を使って削除や手直ししようかと思ったけれど、今後の戒めとして、あえてそのままにしておこう。
そもそも、せっかく「Raven」の話題を出したのに、私にとってもう1つ大切なものを忘れていた。♪Raven hair and ruby lips〜♪という印象的な歌詞で始まる「Witchy Woman」だ。もしこれが1stアルバムに入っていなければ、Eaglesをそれほど好きにはなれなかったに違いない!と言い切れるほど、大のお気に入りの曲だ。この曲に一耳惚れしてアルバムを繰り返し聴くうちに、「Peaceful Easy Feeling」にもどっぷりとはまり込み、やがては「Take It Easy」さえも・・・(実はこの曲、最初は、軽快すぎて馴染めなかったのに)。
さて、昨日目が覚めた時はそれほど降っていなかった雨も、駅に向かう時と乗換えで移動する計10分足らずの間だけ、どしゃぶりになった。まったくついていなかった。電車の中では、その前日どっさり届いていたCDの中から、アトランダムに選んだBonnie Raittの『Home Plate』を、まず最初に聴いた。この人の曲って、歌詞に限って言えば、自作にしろカヴァーにしろ、シンプルで直接的なラヴ・ソングが多く、あまり感情移入できない。幸せそうな曲が少ないというのも問題だし・・・。
そんなことを考えているうちに実家に到着。幸い、その頃には雨も止んでいた。昼食後、母に連れられて病院に行ったけれど、父はちょうど眠っていたので、起こさずにそのまま引き返した。でも、話に聞いていた通り、特に心配するようなことは何もなく安心した。
というわけで、タイトル・ソングも、それらしきものを選んでおこう。オリジナルはBuddy Hollyだけれど、こちらのカヴァー・ヴァージョンの方がずっと好き。 イントロを聴いただけで、身体中の力が抜けて、ふわふわと浮いたような気分になる曲が何曲かあるが、これもその1つだ。この不思議な感覚を、言葉でうまく説明できないのがとてもくやしい。
「Well」がつく曲でもう1つ捨てがたいのは、Freeの「Wishing Well」。ここから逆戻りして、Freeを聴くようになった記念すべき曲でもある。その昔、懸賞でこの曲のシングル(試聴)盤が当たったこともある。やはり何らかの縁があるのだろう。