Tears In Heaven/Eric Clapton

だんだん仕事のピークが近付き、ややあせり気味。週末を何とか乗り切れば楽になるのだけれど。仕事の合い間に、Rさんの日記に書かれていた「うるうるソング」を考えてみた。私も涙もろい(喜怒哀楽が激しいというべき?そのくせ、ポーカー・フェイスは得意だからたちが悪い)ので、次々に浮かぶ。まずはJA「Young Girl Sunday Blues」&「High Flyin' Bird」とQMS「Calvary」。これがBEST3(JAには他にも「Martha」など数多い)。他にWZ「Accidentally Like A Martyr」、Yardbirds「Still I'm Sad」&「Smokestack Lightning(他のヴァージョンよりずっと情けなくて泣ける)」、Bob Dylan「One More Cup Of Coffee(Percyヴァージョンも可)」、Rolling Stones「Love In Vain」、Neil Young 「Like A Hurricane」、John Lennon「Working Class Hero」、Derek & The Dominos「Little Wing」、Blind Faith「Well All Right」etc.ふと思いついただけでもこれだけある。また、メロディよりも歌詞に感情移入してもらい泣きする場合もある。たとえば、タイトル・ソングがそうだ。カラオケでたまたま歌おうとして、それまで気に留めなかった歌詞を見たら途中で泣いてしまった。Blue Hearts「Train Train」、PPM「Gone The Rainbow」、Bob Dylan「Sara」、Janis Joplin「Me & Bobby McGee(胸が詰まるのは♪I'd trade all of my tomorrows for one single yesterday to be holding Bobby's body next to mine♪という部分。確実に泣ける)」などもこの部類に入る。一方、特別なシチュエイションで、ちょうど自分の気持ちを代弁してくれるような曲を聴いた場合、うるうるどころか、号泣してしまうことがある。この場合、あくまでも一時的な感情の流れに左右されるので「普遍的うるうるソング」とは言えないけれど。ここ数ヶ月は、QMS「Babe I'm Gonna Leave You」を聴くと、毎回ほぼ号泣状態だ(自分を「I」に投影してしまう)。Rick Dankoが亡くなってからしばらくは「Long Black Veil」もそうだった。また、JA「Today」&「Comin' Back To Me」のように、映画の中で効果的に使われるのを聴いたとたん、その曲に対する認識が変わり、うるうるソング化してしまうこともある。
要するに、たいていの場合、私は音楽を聴いて明るく陽気になるどころか、しんみり&うるうるしてしまうということだ。何らかの形で、そんな気分が味わえない曲は、きっと好きにはなれないと思う。