Girls Just Want To Have Fun/Cyndi Lauper

予想通り昨日は久しぶりに徹夜。今日の昼間、仮眠すべきかどうか迷ったけれど、寝室で寝てしまうと夜まで目が覚めない恐れがあるので、あえてそのまま起きていることにした。途中、椅子に座ったまま、身体を器用に三つ折りにして30分ぐらいの仮眠を2〜3回とった。こんな不自然な姿勢だと、1度にせいぜい30分ぐらいが精一杯ということだ。何とか睡魔はおさまったものの、次の仕事に取りかかったり、CDを聴いたりする気力はなく、結局、ボーっとしたまま過ごすことになった。こんなことなら、きちんと寝ればよかった。
昨日届いたのは、Rickie Lee Jonesの1stと『Pirates』『Flying Cowboys』『Pop Pop』『Traffic From Paradise』、Kasey Chambers『The Captain』、Patti Smith『Trampin'』、Juliana Hatfield『In Exile Deo』、そして買いそびれていた『Thelma & Louise』のサントラ。最後のサントラ以外は、見事に全部女性ものになってしまった(サントラも、映画自体の主役は女性だし)。以前の私なら考えられないことだ。ちなみに、今回一番高いP.SmithとJ.Hatfieldの新譜でさえせいぜい\1500前後で、後は格安。でなきゃこんなにも買えるわけがない。
ところで、RLJの初期のアルバムをなぜ5枚もまとめて買ったのかといえば、恥ずかしいことに、彼女の魅力に気付いたのはつい最近だから。Cさんが教えて下さったサイトで「Low Spark Of High Heeled Boys」のカヴァー映像を見て、その声と歌い方にたちまちノックアウトされてしまった。今までどうして彼女のアルバムを聴く機会がなかったのか、理解に苦しむ。聴かず嫌いだったわけでもなく、文字通り聴きそびれていただけなのだ。私には、そういうアーティストが案外多い。特に、つい後回しになりがちな女性に多く、大物では、Laura NyroKate BushSarah McLachlanAlanis Morissetteさえろくに(あるいは「まったく」)知らない。Sheryl Crowも、Zeppelinのトリビュートで「D'yer M'aker」をカヴァーしているのを聴いて、そのうちアルバムを買おうと思っているうちに何年も経過した。結局、タイミングの問題なんだろう。一方、Kasey Chambersは、新譜はまだ高いので手を出さず、安い旧譜をもう1枚揃えるだけにとどめておいた。
タイトル・ソングを歌うCyndi Lauperは、あのキュートな声とキャラクターが好きだけれど、そんな彼女のアルバムさえ1枚しか持っていない。そういえば今来日中なんだ。