Someday My Prince Will Come/Bill Evans Trio

昨日最後に書いたDon Nixのセルフ・カヴァー・アルバムの補足から。Don Nix&Friendsの「Friends」には、昔からおなじみの顔ぶれ以外に、なぜかBrian MayやLeslie Westの名前もある。また「Going Down」には、それをカヴァーした第2期Jeff Beck Groupのキーボード・プレイヤーMax Middletonも参加している。John Mayallもクレジットされているけれど、彼もまたかつて「Black Cat Moan」をカヴァーしていたという。今頃知り、気になって調べてみると、J.J.Caleの「Sensitive Kind」までカヴァーしているのでさらに驚いた。これまた好きな曲なので、そのうち聴いてみたい。
そうそう、ライナーのDonのコメントによると、彼がBB&Aのアルバムをプロデュースした際、「Black Cat Moan」でJeff Beckがどうしても歌おうとしないので、酔っ払ったすきに何とか説き伏せたという。そんなエピソードを当時知っていたら、ますますJeffを好きになっていたに違いない。
ところで、久々に意表を突くタイトル・ソング!でも、こんな時に限って、いつもバカバカしい理由しかない。さっき、たまたまMedia Playerを開いたら、「美形ヴォーカルNegativeの来日ライヴ映像」という、人目を引くキャッチ・コピーと共に、中性的なルックスの顔写真がアップになっていた。性別が気になって中を見ると、「北欧の貴公子」という抵抗しがたい文字が並んでいた。しかもフィンランド出身だという。そうなるとチェックしないではいられない。でも、これまで「〜の貴公子」だの「〜の王子」だのというふれこみで、納得できるような結果が得られたことが1度もないことをすっかり忘れていた(唯一承認できるのは、最盛期のPercy王子ぐらいだろう。見事に絵になっていた。サッカー界でも「イングランドの貴公子」や「ローマの王子」「トルコの王子」には一切興味がない。まあ、トルコの王子は、Wカップで大活躍した時だけはカッコよかったけど)。今回も大ハズレ!貴公子どころではなかった。そういえば、今話題の韓国ドラマ界の貴公子とやらも、わざとらしい笑顔が不気味なだけだ。メガネ・フェチの私なのに、ドキドキするどころかイライラしてくる。来日中のWonbinの方が、何万倍もかわいい(サングラスは全然似合わないけれど)!
ところで、私はトランペットやサックスが大嫌いなので、ジャズはめったに聴かない。でも、ピアノがフィーチャーされているものはけっこう好きだったりする。