Pretty Boy Floyd/The Byrds

考えてみると、この日記は寝起きの状態の描写から始まることが意外に多い。特に寝起きが悪いというわけではない(寝つきはとても悪いけれど)のに、すっきりとした目覚めの日は少ないということだろうか。今朝もそうだった。明け方とても寒くて目が覚め、しばらく両腕を抱えて震えていた。その後、寝すぎたような気がして時計を見たら5時半だった。一瞬「まさか!もう夕方!?」とパニック寸前だった。確かめると、幸いまだ早朝だった。似たようなことが前にもあったけれど、今日もよほど寝ぼけていたのだろう。さらにその数時間後、今度は蒸し暑さのせいで起きる羽目になった。こんな風に、朝からバタバタする日ってロクなことがない。結局、ダラダラと過ごすだけで、夕方までの時間があっという間に過ぎていった。これなら、2度目に目が覚めた時、朝の5時半ではなく夕方の5時半だったとしても、大きな違いはなかったのかもしれない。
ところで、どうでもよいことだけれど、昨日、大袈裟にほめてしまったWonbinって、インタヴューを見るとずいぶん軽薄な感じがする上、しゃべる時の口元がとても安っぽく見えるので、すっかり冷めてしまった。空港でのファッション・センスの悪さを見た時点で、さっさと気付くべきだった。たった数枚のグラヴィアを見ただけで、勝手に良いイメージを作り上げていたのは大きな間違いだったと猛反省。
というわけで、またまた苦し紛れのタイトル・ソングとなった。実は、私はいわゆる「pretty boy」には、さほど興味がないのだけれど。ちなみに、Woody Guthrie作のこの曲に登場するPretty Boy Floydとは、大恐慌の頃に実在した銀行ギャングCharles Arthur Floydのニックネームのこと。ギャングといっても、Robin Hoodやねずみ小僧のように、弱者を救う義賊的な存在だったとも言われているが、何人も殺害したのも事実のようだ。実際に「pretty boy」だったかどうかは、私の口からは何とも言いがたいが、指名手配写真を見た限りでは、典型的なギャング・フェイスではなく、やや優男風だと言える。
そんなことよりもっと単純に私が反応するのは、EaglesHotel California」の♪She's got a lot of pretty, pretty boys that she calls friends♪という部分。こればかりは、深い意味もなくうらやましいと思った。一方、同じEaglesには「Pretty Maids All In a Row」という曲もある。こちらはもちろん、どうでもよい。