Romance In The Milky Way/The Tigers

今日は七夕だというのに、夕方、一時的に大雨となった。せっかく1年待ったのに会えないなんて、気の毒な織姫と彦星!私だったら、せいぜい1ヶ月待つのが精一杯かな。
小学校を卒業する頃まで、毎年、七夕が近付くと、高さ3mぐらいの大きな笹をもらってきて、そこに目一杯飾り付けをしたものだった。出来上がると当日の夕方まで庭に飾っておき、街はずれの川まで流しに行った。クラスには海に流しに行く子もいた。それは、ある意味、カルチャー・ショックだったけれど、今にして思えば、いずれの場合も、年中行事にかこつけて、堂々と環境破壊していたということだ(お盆の時も同じようなものだった。初盆の家庭では、木製の船にお供え物を載せて沖合いまで流した)。そういえば、短冊に願い事を書く時、親に見られて困るようなものは、こっそり隠し持って行き、流す直前に急いでつけたのを覚えている。ちょうど今、実家に戻ってきている最中で、昼間、20年ぶりぐらいに小学校の近くを通りかかったものだから、とてもなつかしい。
というわけで、今日のタイトル・ソングは当然これ!英語のサブタイトルで書くと、ピンと来ないかもしれない。要するに「銀河のロマンス」のこと。「花の首飾り」と両方共A面扱いというのは、当時、珍しかった。前者はその後BCRの誰かがカヴァーしていたけれど、全然興味がなかった。私は後者の方が好きだったけれど、こちらも何度かカヴァーされ、CMでも2度使われていた。最初は中川勝彦、次に井上陽水で、どちらもお茶関係のCMだったというのは偶然だろうか。ちなみに、中川勝彦は、本田恭章のライヴァルとして出てきた人で、話の種に1度だけライヴを見に行ったことがある。でも、幸か不幸か、まったくハマらなかった。ただ、これからという時に、白血病で亡くなったのには驚いた。ライヴァル本田恭章のライヴは、懲りずに何度か見に行ったことを白状する。でも、実はこちらもさほど好きなわけではなかった。そういえば、何年か前に出た日本人ミュージシャンによるT. Rexのトリビュート・アルバムに、彼も数曲参加していたようだが、未だに聴きそびれている(頭脳警察PANTAも参加しているので、むしろ、そっちの方を聴きたい)。
いつの間にか脱線したので、元の話題に戻そう。大阪府下に「天の川」という川がある。ジョークかなと思ったのに、実はその地域こそ、大陸から伝来した七夕発祥の地と言われている。