2時間35分/RC Succession

さっきの雷はホントに怖かった。今年はやけに雷が多くて、すっかり慣れっこになっているはずなのに、さっきのは一味違った。パパラッチに追いかけられて、フラッシュ攻めにあうのはこんな気分かな?と思うくらい、強烈な閃光が部屋の中まで容赦なく入り込んできた。轟音も鳴り響く。あまりに怖く、心細くなって一人では耐え切れずに電話したら、電話までなかなか通じず、さらにあせってしまった。結局、30分足らずで治まったのだけれど、当分、雷はごめんだ(バンドのThunder & Lightningなら大歓迎なのに)。
昨夜は久しぶりに長電話した。タイトル・ソングより4分長い2時間39分。これがはたして長いのかどうかわからない。少なくとも、ひところの限度を超えた長電話(ひどい時は明け方まで)も最近は何とか納まり、毎日せいぜい1時間程度にとどめておくようになったことを考えると、やはり2時間半を超えると、長電話と言うべきだろうか。しかも、私は口下手でしゃべるのがあまり得意ではないし、相手ときたらさらにそれに輪をかけ、電話といえば「用件のみを伝えてさっさと切る」のがポリシーだったという人なのだから、よくもまあ話がそんなに続くものだと思う。たまには、昨夜のようにグチっぽい話題になることもあるけれど、それでもずっと相手してくれることに感謝しなくては・・・。
さて、RCサクセションといえば、フォーク・トリオ期にはほとんど聴くチャンスがなかった(後追いで聴いたけれど、やはりリアルタイムで聴いておくべきだったと後悔!)。でも、仲井戸麗市(この人が在籍していた古井戸のヒット曲「さなえちゃん」は、あの調子っぱずれの不協和音コーラスが大好きだった)を加えて、ロック・バンドとして再出発してからは、本当によく聴いていた。アルバムも揃えていたし、ライヴも何度か見に行ったことがある。ある時、妹のお手柄で最前列の真正面の席が取れた。あと少しでステージに手が届きそうになり、駈け寄って手を伸ばそうとした瞬間、警備員に阻止された。惜しかった!
ところで、声フェチを公言する私だけれど、忌野清志郎に関しては、あの声そのものが気に入っているわけではない。そうではなくて、1語1語はっきりと歌う、あの独特の歌い方が好き(同様のことが、ブルーハーツ/ハイロウズ甲本ヒロトのヴォーカルについても言える)。1度聴くと病みつきになってしまう。と言いつつ、最近、ずっと聴いていないなあ・・・。