Future Games/Fleetwood Mac

ほとんど雑用に追われた1日だった。そんな中、笑える物を2つ発見。1つは「北海道産」と書かれたゴーヤ。これは多分、表記ミスだろう。寒冷地では栽培できないような気がするから(勝手な思いこみ?)。もう1つはもっとケッサク。上の階に住んでいるおばさんは、禁止されているのに犬を飼っていて、いつも自転車のカゴに乗せて連れ回している。階段を上り下りする時も、ずっと抱いたままの過保護ぶりで、見ていてあきれるほど。そもそも私は、うるさいだけで少しもかわいくない小型犬が大嫌いだ。ところが、今日は思わず「かわいい!」と叫ばずにはいられなかった。いつものように自転車のカゴに入ったその犬は、暑さ防止のため、大きなタオルでグルグル巻きにされ、まるで『ET』の1シーンにソックリだったから。普段は冷ややかな眼でその犬を見ている私が、いきなりかわいいを連発したので、おばさんもうれしそうに「この暑さじゃ、こうでもしないと大変だから」と答えていた。でも、TVニュースで紹介されていた、革ジャン姿でラジコンのバイクに乗ったチワワはいただけなかった。意表を突く自然なかわいらしさなら認めるけれど、受け狙いの作為的なものを見ると、不快になるだけだ。
話は変わって、昨日からWebカメラを使い始めた。最初はためらったのに、半ば強引に手元に届けられ、思い切って使ってみた。どうなることかと思ったけれど、これが案外楽しい。画素数があまり大きくなくて、それほど鮮明に映し出されないというのも、実はありがたい。小さな画面でしか見られないので、部屋の中が散らかっているのがバレないし、ノーメイクでもそう困りはしない(そもそも、普段から、ほとんどノーメイク同然だからあまり変化がない)。
子供の頃、近未来をテーマにしたアニメや小説に登場し、まさか不可能だと思っていたことが、次々と現実のものとなっていく中で、いわゆるTV電話の類いのものが、このようにいとも簡単に楽しめるなんて、感動的と言うしかない。
タイトル・ソングは、そんな未来のことを歌ったものではないけれど、タイトルの響きだけで拝借した。Bob Welch/Danny Kirwan時代の名作で、同名アルバムに収録されている。このアルバムと同時代のもう1枚『Bare Trees』も、同様に大好きなアルバムだ。こうして考えると、Macはどの時期もまんべんなく好きだということがわかる。そのわりに『Tusk』以降はまったく聴いていないのが不思議。