ウエスト・コーストの宣伝屋/The Rolling Stones

2泊3日の実家滞在から、夕方帰宅。帰りの電車で聴いていたのは、Eric Andersenの97年ハンブルク・ライヴ。当時、かなり長期に渡ってアルバム制作から遠ざかっていた彼が、久々にニュー・アルバムを出す直前に行なったライヴで、その時点では未発表の曲の他、往年の名作「Violets Of Dawn」や「Blue River」なども聴ける。それにしても、私の好きなミュージシャンって、基本的に、電車の中でBGMとして聴くにはふさわしくない人ばかりだ。中でも特に、この人の場合はそう言える。幸い、隣りの席に誰も座っていなかったからよかったものの、混み合った車内で聴いているうちに、どんどん感情移入してしまったら、困ったことになる。ちなみに、行きの車内で聴いていたのは、前に書いた「San Franciscan Nights」シリーズから、Electric Flagの68年物。実を言うと、慌てて用意したので別の物と間違えて入れてしまったようだ。もちろん、特に嫌いというわけではないけれど、大の苦手なホーン・セクションが入っているというだけで、かなりの減点となる。
ところで、人から指摘されて興味深いことに気が付いた。それは、この日記の上部に出るバナー広告のこと。日によって、その内容が変わることはすでに知っていたけれど、どうやらそれは、日記の中にある何らかのキーワードに反応しているらしい。前に、鳩のことを書いたら、鳩を防止する「鳩ネット」広告が出た。その時は、単なる偶然かと思ったけれど、先日、携帯電話のことを書いたとたんに、携帯電話関係の広告が出始めた。そういえば、以前、ゴーヤ茶や占いの広告が出たこともあった。「ゴーヤ」や「占い」という言葉を、日記の中で何度か出していたので、それらの広告が出たのも決して偶然ではなかったというわけだ。念のため、同じさるさる仲間のRさんのページをチェックしてみたら、何と、花火問屋の広告だった。確か彼女は、前に花火の話題を書いていたはず。これで、バナー広告が日記内のキーワードに反応するということが、ほぼ明らかとなった。こうなると、今後、どのような言葉に反応して、どういった広告が出てくるのか、大いに気になるところだ。わざとおかしな言葉を使って、反応を見るのもおもしろいかもしれない。
タイトル・ソングは、あえて「広告」関連のものにした。スペースの関係で、ちゃんと書けなかったけれど、原題は「The Under Assistant West Coast Promotion Man」となる。