Material Girl/Madonna

残暑は続くけれど、届き始めた秋冬向けの通販カタログを見れば、そろそろ夏も終わりだということがよくわかる。たとえ買うつもりがなくても、カタログを見るのは大好きで、色々眺めて楽しんでいる。ネットを始める前は、海外からも大量に取り寄せていた。今でこそ、海外にオーダーするといえば、せいぜいCDぐらいだけれど、かつては、今よりずっと円高だったこともあり、けっこうよく利用していた。ネイティヴ・アメリカンのアクセサリーや、大好きな狼のカレンダーなんて、毎年買っていたと思う。洋服はティーン・サイズしか入らなかったものの、幸い、大人物よりかなり安いというメリットがあった。
国内の通販で一番よく買っているのも、もちろんCDだ。それ以外に一番多いのはビタミン剤や各種サプリメント。これは、大手2社のものを適当に使い分けている。身に着けるものでは、以前はI社の下着セットをよく買っていた。デザインがかわいくカラフルだというだけでなく、これにはもっと大きな理由があった。私のUB(あえて略号で書く)は11号サイズの人のウエストにも満たないので、当時、普通のお店ではなかなか見つからなかったから(今では、通販より安くてサイズ豊富の専門店が増えたので、もっぱらそちらを利用)。
衣類や小物でもっぱら一番よく利用しているのは、F社のもの、ここは、毎月何が届くかわからないという、ちょっとギャンブル的要素を伴うものの、それが案外スリリングだし、色々なおまけがつくのも楽しい。しかも、私はほとんど家で仕事するので、遊び心たっぷりの部屋着なんて、気分転換にちょうどよい。特にこの夏、重宝したのが、部屋着にもナイティにも兼用できそうな、やや少女趣味でアンティーク風のワンピース。いやな仕事の時も、少し現実離れした気分にさせてくれた(もちろん、外に着て行けるような代物ではないので、こっそり1人で楽しむだけ)。
でも、タイトル・ソングとは正反対で、私はあまり物を欲しがらないタイプだと思う。たまに、本やCDを大量に衝動買いすることはあっても、高価なブランド品なんてまったく興味がないし(履きやすいという理由で、ブルーノ・マリの靴を数足持っている程度)。ちなみに、MTV時代の到来と共に、私の一時的な音楽離れが始まったけれど、珍しく、この曲のクリップはよく覚えている。何しろ、あのKeith Carradineが、素朴な農夫役で登場するのだから、初めて見た時は本当に驚いた。