Warm Red Wine/Quicksilver Messenger Service

ビールさえほとんど飲まなくなり、お酒がどんどん弱くなる一方なのに、珍しくワインを飲んだ。午後、やっと1つ仕事を片付け、夕方から超ミニ・オフ会(「超ミニ」をはいた人が集まるオフ会ではないので、念のため)に参加。これは私が勝手に決めた呼び方で、「ミニ・オフ」とは3〜4名程度が参加するもの。2人なら「超ミニ・オフ」となる。去年は、この超ミニ・オフ会を何と6回も開き、そのうち5人の方とは初対面だった。私は人見知りが激しく、3人以上集まると、どこで口を挟んだらよいのか戸惑ってしまい、つい無口になりがちだけれど、一対一の場合、ほんの少しだけ雄弁になる。というより、自分がしゃべらなければ会話が止まってしまうので、自然に言葉が出てくるようだ(といっても、所詮口ベタなので、たかが知れているけれど)。
記念すべき今年初の超ミニ・オフのお相手は、関東方面から出張でいらしゃった方。もちろん初対面。先方の大阪出張と、私の仕事のすき間のスケジュールが偶然合ったので、急遽お目にかかることになった。会場は難波のイタリアン・レストラン。まずはスパークリング・ワインで乾杯して、生ハムをつまみながら、次は赤ワインのハーフ・ボトル。それもあっさり空になった。私は、ワインはあまり強くないので、ゆっくり飲んでいたつもりなのに、「ピッチが早いですね」と笑われてしまい、さらに辛口の白に移行。3種類共上品な味で、とても飲みやすかった。意外にも、私の方が強かったようで、1時間半ぐらいで会の続行が不能となり、地下鉄の駅まで送り届けてお開きとなった。途中、グリコの巨大看板や、法善寺横町など、名所案内も忘れなかったけれど、幸い、そのあたりのことは覚えてくれているらしい。
もちろん、音楽の話もした(偶然にも、昨日書いた「ロックの殿堂」に行ったことのある方だったので、そのお話も伺った。やたらと入場料が高いわりに、たいしたことがなかったらしい)。でも、結果的に、おいしいワインの飲み会となってしまった。こんなのも悪くない。
ところで、昨日、Freddie Mercuryの名前を出しておきながら、まったく何も触れずにいるのは顰蹙モノなので、少し付け足そう。歌のうまさやスケールの大きさという点では、まさしく最高峰の1人だと思う。Queenの初来日は見に行った(Freddieからバラの花が飛んできたし、アンコール時に圧死寸前にもなった)し、ソロ・アルバムだって1枚持っている。