The Dreamer/Nicky Hopkins

先日使ったばかりなのに、今日もまたNickyをタイトルに選んだのには訳がある。昨夜、眠り始めてふと浮かんできたのが、彼の命日のこと。誕生日は覚えているのに、命日はうろ覚えだった。もしかすると今月のような気がして落ち着かず、今朝はいつもよりずっと早く目が覚めた。仕事前に早速調べると、案の定9月6日(WZと1日違い)、しかも今年で早10年となる。実は、亡くなってから1年以上経って、雑誌を見てようやく知ったのだから、詳しい命日がインプットされていなかったのは無理もないと思う。
それにしても、不思議だった。本当は、先日のタイトルを、日記の内容に合ったJenny/Sweet Thursdayにするはずだった。なのに、在籍していたバンドではなく、個人名を出したい衝動に駆られ、急遽変更してしまったのだから。これはきっと、命日に気付かなかったいい加減なファンの私を戒めようとする、Nickyからのテレパシーに違いない。それで、反省の念を込め、再びタイトル・ソングにNickyを選ぶことにした。これで許してもらえるだろうか。
話はコロッと変わる。先日、私を大笑いさせてくれたのとは別キャラクターになるが、昨日もまたある人気者の話題で爆笑してしまった。それは、ハロー・キティ。このところずっと、さまざまなコスプレや被り物が定着しているキティだけれど、ついにタブーを破って大相撲の世界にも進出するという。最初、そのニュースを聞いた時、「横綱」や「行司」に扮するのはキティではなく、ボーイフレンドのダニエル君の間違いなのでは?と思った。何しろ、角界は「伝統」というオールマイティな「免罪符」を振りかざし、未だに、土俵上の女人禁制を頑なに死守している特殊な世界なのだし。実際、最初は反対の声も上がったものの、結局、寄り切ってしまったという。生身の人間の某女性府知事でさえ未だに果たせないことを、一匹の猫がやすやすとクリアしてしまうなんて、実にいい気分だ。でも、その「コスプレ」ニュース画像を見て、新たな衝撃も走った。横綱の化粧回し姿なので、当然のことながら上半身には何も身に着けていない、つまりトップレス!これは、ある意味、とてもセンセーショナルだ。彼女にとってトップレスは、恐らく初めてに違いないから。人魚のコスプレの時さえ、貝殻で隠していたはず。でも、そんな心配は無用かもしれない。アンコ型の横綱並みに貫禄たっぷりのお腹の方に、まず眼が行ってしまうから。