SetTheControlsForHeartOfTheSun/Pink Floyd

丸2日間仕事から解放されるというのに、結局、初日の今日は洗濯や買い物という雑用で終わってしまった。暑さも舞い戻り、気分がダラけそうになる。
さて、某ボードの恒例の投票で、好きな猫を5種類挙げるついでに、猫キャラクターで一番好きなのは「ダヤン」と書いたら、「それは何者?」という質問を受けた。キティやガーフィールドやトムのように世界的に有名というわけではないけれど、ミステリアスで陰のある風貌が、一部の間では人気が高い猫だ。そういえば、イスラエルに同じ名前の独眼の将軍がいたという話になった。そう、Moshe Dayan。こちらの方がずっと有名だ。そしてこの将軍には、俳優の息子がいたのを思い出した。中学生の頃、映画雑誌に小さな写真が出ていたのを見て、なかなか素敵だと思った。でも、今となっては、覚えているのはAssaf Dayanという名前だけで、どんな顔だったか定かではない。そこで、改めて検索してみたら、出演作品は判明したのに、写真はあいにく見つからなかった。その代わり、共演者の1人に思わず反応してしまった。それはGayle Hunnicutt。どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、2〜3年前に、彼女が出演する未公開映画が、ローカルTVで放映された時、録画依頼を受けたことがあった。『ポンペイ殺人事件(Fragment Of Fear)』という作品。とてもきれいな人だったという印象が強い(主演は昨年亡くなったDavid Hemmings。何と、この2人は元夫婦だったそうだ)。
そこで、彼女の他の出演作品も調べてみたら、『ターゲット(Target)』にも出ていたことを知り、再び驚いた。何しろこれは、ストックホルムからヘルシンキまでフェリーで向かう時、出航までかなりの時間があったので、暇つぶしに見た映画だから。Matt Dillonが出ているというだけで選んだのに、お客は私1人しかいなかった。こんな経験は、後にも先にもこれっきり。ストーリーは、B級スパイ・アクションもので、GayleはMattの母親役だったようだ。でも、ガラガラの映画館という強烈なインパクトと、映画が退屈だったことしか覚えていない。
それにしても、猫のダヤンの話題から、いつのまにか、ストックホルムで見た映画の話につながるというのは、実にバカバカしくて私らしい。
そして、タイトル・ソングは、ポンペイつながりで『Live At Pompeii』より。NHKで初めて放映された時は、本当に衝撃的だった。しばらくFloyd熱に浮かされていた。