Unknown Soldier/The Doors

昨日書いたことの補足になるけれど、新たな事実が判明した。昔、たった1枚の小さな写真(しかも横顔)を見ただけで、勝手に素敵な人だと決め付けていたAssaf Dayanをネット検索しても、写真は1枚も出てこないと書いた。ところが、Assi Dayanという別名(あまり有名ではない海外の俳優の場合、このように愛称でクレジットされることも、そう珍しくはない)で検索すれば出てくる、という情報をキャッチした。出演作品も、昨日調べた2本だけではないこがもわかった。その出演シーンの写真が数枚出ていた。それは、私が長年思い描いていたイメージとはずいぶん違い、正直言って失望した。ただし、彼の名誉のために言っておくけれど、見るも無残な醜男だったわけではない。どちらかといえば、のっぺりとして甘いタイプだったので、単に、私の好みに合わなかったというだけのことだ。夢が壊れてちょっと残念な気もするけれど、事実がはっきりしてよかった。
その手がかりとなったのは、膨大な数の映画ポスターや関連グッズを紹介しているサイト。せっかくなので、他の俳優のことも色々検索してみたら、なつかしいものが続々と出て、Assafショックはあっさりと治まってしまった。まずチェックしたのはBruce Davison。『いちご白書(Strawberry Statement)』後のB級作『愛と死のエルサレム(Jerusalem File)』(共演は『砂丘(Zabriskie Point)』のDaria Halprin)まで見つけてうれしくなった。どこかで見たような寝顔のシーンまであり、なぜかドキドキしてしまった。さらにうれしかったのは、『Summer Of My German Soldier』を思い出したこと。これは滞米中にTVで放映された時、夢中で見たくせに、ここでタイトルを見つけるまで、すっかり忘れていたのだった。脱走したドイツ兵とユダヤ系の女の子の話で、共演は、当時子役として人気が高かったKristy McNichol。徐々に記憶が蘇えり、最後に泣いたことまで思い出した。
同様に、滞米中に偶然TVで放映されて、ようやく見ることができたのは『Steelyard Blues』。Jane FondaやDonald Sutherlandの他に、John Savageまで出ているので、見たくてたまらなかった作品なのに、実際に見ると案外退屈だった。Paul ButterfieldやMike Bloomfieldが参加しているサントラ盤が、数年前日本でCD化されたけれど、むしろこちらの方が話題になったかもしれない。
タイトル・ソングは、またもや苦し紛れの「soldier」つながり。