A Sauceful Of Secrets/Pink Floyd

大阪や京都では、真夏日の記録がどんどん更新されていく。昼間は30℃を超え、またエアコンのお世話になった。でも、夕方から夜にかけてしばらく雷雨が続いた後、ようやく涼しい風が吹いてきた。そのせいか、仕事のペースも速くなる。実は、仕事以外にとてもシリアスな問題が生じているのだけれど、今のところ不思議なくらい落ち着いている。そういえば、少なくとも1年以上、パニック発作も起こっていない。実際に病院で診断をされたわけではないけれど、不定期に自分に起こっていた症状が、いわゆる「パニック発作(障害)」だとわかったのは数年前だった。それまでは、不安神経症か心臓神経症だと思いながらも、れいのごとく病院嫌いのため、自分で医学書を見ながら対策を立てていた。私の場合、暗闇恐怖症や閉所恐怖症と連動することが多く、一番古い記憶は、小学生の頃、親戚の家で夜中に目を覚ましたら、自宅と違って電気が真っ暗で呼吸困難になったというものだ。本格的なものは20代になってからだった。それでも頻度は少なく、いつの間にか忘れていた。明らかに症状が重くなったのは、10数年前から。なかなか夜が明けない冬の深夜や、特定の区間の地下鉄に乗っている時に特に起こりやすく、その最中は、いつ心臓が止まってもおかしくないと思われるほど息が苦しく、頭の中もパニック状態になる。多分、この苦しさは、実際に体験した人にしかわからないだろう。ところが、ネットを始めるようになって、同じような体験をしている人が意外に多いことを知り、驚くと同時に、安心さえした。しかも、たいてい、病院通いの経験や、救急車で運ばれたことがあるという。私の場合、いつもその一歩手前で治まるのだから、まだ軽症なのだろう。この発作について、ここ数年来、マスコミで取り上げられることが多くなった。それによると、圧倒的に「若い」女性に多い症状らしい。しかも、充分に大人になりきれていないような、感受性の強い人がかかりやすいとも言われている。また、「言いたいことも言えず、ストレスをためる」ことも、大きな原因の1つだという。「やっぱりね。」と、ある人に言ったら笑われた。少なくとも、ここ1年間、安定した状態が続いているということは、つまり、いつも言いたい放題言っているからじゃないのか?、とでも言わんがばかりに・・・。とんでもない!本当は、まだまだ言い足りないことだらけ。
ところで、またタイトルにPink Floydを選んでしまった。実のところ、それほど大げさな「秘密」というわけではないのだけれど。