My Ride's Here/Bruce Springsteen

月が替わったばかりの頃はまだ暑かったのに、急にめっきり涼しくなった。窓を開けて寝なくなったし、長袖のナイトウェアを着た上、しっかり布団を掛けている。ちょっと買い物などに出かけると、くしゃみをしている人を多く見かける。季節の変わり目には、油断は大敵だ。
そういえば、この時期になっても、また台風が近付いているというし、昨夜は、関東地方を中心にかなり大きな地震があったようだ。どうも、今年はいつもとは違っているような気がする。これ以上、不安を感じることがなく1年を終えたいものだ。
話は変わって、また新たに音楽情報が入ってきた。1つはJoss Stoneの初来日で、もう1つはWarren Zevonのトリビュート・アルバムのリリース。Jossの初来日は来年早々だそうで、幸い、自宅から比較的近い難波に会場があるので、ぜひ行ってみたいと思う。WZトリビュートは、最初、その顔ぶれや選曲を見た時、何となく物足りない気がしたけれど、よく考えると、Jackson Browneと共に(あるいは彼以上に)WZを有名にすることに貢献したLinda Ronstadtが参加していない。また、初期の名曲も少ない。この2つが物足りなさの大きな原因と言える。実際、参加者の顔ぶれをみても、闘病中のレコーディングの様子を収めたDVDにゲスト出演したメンバーが、大きく幅をきかせている。それに対して文句を言うつもりはないけれど、Lindaがいないのは実に残念だ。予約しようかどうか迷ったけれど、国内のショップで注文すると割高なので、アメリカに直接注文することにした。ちょうど、他にも欲しい物がいくつかあったし。すると、「デジタル・ロッカー」という新しいシステムにより、アルバム全曲をフルコーラスで試聴することができた。思ったよりずっと悪くない。「この人って一体何者?」と怪訝に思っていたJill Sobuleも、私好みのウィスパー・ヴォイスで、一耳惚れしてしまい、早速、ソロ・アルバムまで何枚か追加注文してしまった。WZと同じアルテミス・レーベルからアルバムを出している人で、WZ、Don Henley、Paul Weller等からツアーの同行を求められたことがあるらしい。しかも、WZは彼女のことを「天才」と讃えていたようだ。
もっと大物で参加しているのは、Bob Bylan、Bruce Springsteen、Don Henley、Jackson Browne・・・と書いていったらキリがない。JBはバックにBonnie Raittを従えて「Poor Poor Pitiful Me」をカヴァーしている。