Mais Que Nada/Sergio Mendes & Brasil '66

8月下旬からずっと仕事モードで、やっと一段落つきそうになったと思ったら、父の件で慌しくなったので、自分の時間というものがほとんどなかった(そのくせ、日記はずっと書いているけど)。そんな中、本当に久しぶりに、丸ごとたっぷり自分の好きなように使える時間ができた。早速、電車に乗ったら連休のせいで混雑している。しかも、10月だというのに真夏日に近い暑さで、ほとんどの人が半袖。私は今日に限って、リブ・ニットのセーター(さすがにウールではなくコットン)なんか着ているので、一層暑さを感じる。退屈しのぎに、さらに車内を見回すと、おかしなことに気が付いた。連休だというのに、乗客の中に家族連れやカップルはあまり見られず、ましてやお年寄りの姿もなく、ほとんどが独身風の女性(単独、グループ問わず)だった。最寄の南海電車内だけの現象かとも思ったけれど、その後乗り換えた路線全てにおいてそうだった。実に不思議。午前中から活発に行動するのは、その先に楽しい予定が詰まっている女性だけということ?それとも、家族連れは、もっと早い時間に出かけてしまっているということ?他人事ながら、ヒマにまかせて詮索してしまった。
そういう私自身、その後何をしていたのかというと、ほとんどいつもと変わりなく、日記のネタにもならない。しいていえば、最近ずっと見逃していたF1の生中継観戦ぐらい。ちょうど日本グランプリということで、特に盛り上がっていた。しかも、昨日台風で予選が中止されるというハプニングもあった。結局、優勝したのは、すでに今年もまた早々と年間チャンピオンの座が確定していたMichael Schumacher。別に嫌いではないけれど、ここまで強すぎると面白みがない。そして2位が彼の弟Ralf、3位がごひいきJenson Buttonだった。Buttonのティーム・メイトであり、唯一の日本人ドライヴァー佐藤琢磨は惜しくも4位。それにしても、彼ら2人の今年の活躍はめざましい。Buttonは表彰台に上がること、琢磨は入賞することが、ほとんど毎回義務付けられているようにさえ思われた。おかげで彼らのBAR Hondaは、現時点でコンストラクター部門で堂々2位という快挙を遂げている。
ところで、毎年、日本グランプリがシーズン最終戦だったので、今年もそうだと思いこんでいたら、ブラジル・グランプリがまだ残っていた。何だか勘が狂うなあ。
タイトル・ソングはブラジルつながり。この曲はちゃんと歌える。