Rice Pudding/Jeff Beck Group

先週、母へのおみやげにパウンドケーキやら何やらを焼いたと書いたら、早速、上のバナー広告がお菓子関係になっている。それで、こりずにまた今週も作り始めた。ちょうどRさんの日記にも書かれていた炊飯器を使うケーキも、久しぶりに作ってみた。ホットケーキ・ミックスや卵、ミルク(私は豆乳)を使うという点は、RさんがTVで見たというレシピとまるで同じ。唯一違うのは、そこに大さじ4杯のサラダ油と砂糖を加えるというもの。市販の雑誌にあったレシピだ。これを入れるだけで、蒸しパンというよりカステラに近くなるのだから不思議だ。卵黄を追加すると、さらにカステラっぽくなる。まだ試していないけれど、中華のマーラカオ風にするのも実に簡単らしい。とにかく、こんなに楽な作り方って、他にはないと思う。レーズンを入れたり、ココアやすりゴマ、黒砂糖、きなこ、抹茶、あるいはオレンジ・ジュース等、加えるもの次第で色々な味が楽しめるようだ。
さて、タイトル・ソングはお菓子つながりで選んでみたけれど、実は、緊張感あふれるインストルメンタル・ナンバー。JeffとNickyのかけあいがスリル満点でゾクゾクする。同じ『Beck Ola』のアルバムには、これとはうって変わってリラックス・ムードの「Girl From Mill Valley」も収められている。昨日書いたTunaのライヴ・アルバムの会場となったスウィートウォーターは、そのミル・ヴァリーにある。
ところで、ライス・プディングといえば、イギリスを代表する食べ物の1つ。でも、まだ作ったことがない。一般に、イギリスの食べ物はまずいと敬遠されがちだけれど、見た目も味も単純、かつ、大雑把なアメリカ料理より、ずっとずっとおいしいと思う。特に、ミート・パイにキドニー・パイ、スコッチ・エッグ、ロースト・ビーフ、スコーンなんて私の大好物だ。あえて興味がないのは、フィッシュ&チップスぐらいかな(よく似た名前のバンドは大好きだけど)。歴史的事情も絡み、本場のインド料理や中華料理が手軽に食べられるというのも実にありがたいし、たっぷりのポット・ティー付きのイギリス式朝食も捨てがたい。尤も、スコットランドで「イギリス風朝食」と言ったら、「スコットランド風です!」ときっぱり訂正されてしまった。
そういえば、Brian Jonesの好物にキュウリのサンドウィッチというのがあった。これも、ティータイムのイギリス名物だけれど、これにはあまり食指が動かない。