I Put A Spell On You/The Animals

2週間ほど前の日記にもあるように、気分転換が必要な時、ネット・ゲームをすることがよくある。前のPCには、市販のソフトをいくつかインストールしていたけれど今は何もない。それで、プログラムに最初から備わっている「ソリティア(これをやる時は、必ずWZの「Carmelita」の一節が浮かんでくる)」や「フリーセル」などを、少し前まではよくやっていた。でも、MSNサイトで色々見つけて、いくつか試すようになった。その中で、最近一番ハマっていて、やり始めるとつい時間が過ぎてしまうのが「Bespelled」というゲーム。クロスワード・パズルのような碁盤の目にびっしり、アルファベットの文字がアトランダムに並んでいる。それを、縦・横・斜めいずれかの方向につないで英単語を作っていくというものだ。ただし、並んでいるアルファベットの大半は子音で、しかも「Q」「V」「W」「X」「Y」「Z」といった厄介な文字がほとんど。おまけに、3文字程度の簡単な語しか作れないと、獲得ポイントが低い。それだけでなく、緑色の碁盤の目にある文字を用いて単語を作ると、ポイントが倍増するけれど、逆に、赤の碁盤の目が出ると、それが一番下に落ちるまでにその文字を使ってしまわないと、そこでゲームがおしまいとなる。そんな時に限って、周囲には同じ文字ばかりがいくつも並んでしまう。それでも、何度かやっているうちにだんだんとコツがつかめてきて、よほど運が悪くない限り10万点は超えるようになった。「こんな単語あるわけないよね」と思って苦し紛れに並べた物が、実は存在していたりして、なかなか面白い。
さて、「spell」には「スペル/綴る」という意味の他に、ロック・ファンにはおなじみの「呪文/呪文をかける」という意味もある。このゲーム名の「Bespelled」は、当然のことながら両方の掛詞として使われている。何しろ、いったんやり始めると、まるで何かに魅入られたかのように、ずっと続けてしまうのだから。
ちなみに、多くのアーティストにカヴァーされている今日のタイトル・ソングで、あえてAnimalsヴァージョンを選んだことに深い意味はない。一番好きなCreedence Clearwater Rivaivalヴァージョンだと、バンド名が長すぎて、省略形にしないとスペースに収まりきらない。それなら次に好きなAnimalsにしようと思っただけのこと。
ところで、John Fogertyといえば、最近、Bruce SpringsteenのKerry支援コンサートに参加していた。