All Saint's Night/Nico

今日はハロウィーンなので、先週ひと足早く撮ったジャコランタンの写真をアップ。
<img src="http://www.h7.dion.ne.jp/~muses/jacko.jpg">
この日には、カボチャを使ったお菓子が付き物だけれど、先日「パンプキン・プリン・あんソース添え」という物を見つけてゾッとした。私は、おはぎやお饅頭、水羊羹、おしることいった、アズキをたっぷり使った和風甘味も大好きで、そういう適切な領域内にいる限り、アンコに対して何の恨みもない。でも、余計なところにしゃしゃり出られると、急に嫌悪感に変わる。たとえば、一番許せないのは、抹茶関連のお菓子にやたらと付きまとうこと。ほとんどの抹茶カキ氷には、呼ばれもしないのにしっかりまとわり付いて「宇治金時」なんていう名前まで付いている。もちろん、こんな物は絶対に食べる気がしない。注文する段階で「アンコを抜いて、代わりに練乳をかけて下さい。」とお願いすることにしている。でも、どうしようもないのは市販商品を購入する場合。たとえば、抹茶プリンの底には95%の確率でアンコが付いている。世の中に、これほど邪魔な物って、他にはなかなか見つからないのではないかと思う。抹茶あんパンなんていうのもよく見かける。あんパンと抹茶パンを別々に食べたい。そして、ここにきて、パンプキン・プリンにまで魔の手が忍び寄るなんて、不愉快極まりない。商品開発者達は、アンコが他の味の食べ物と一緒になったとたん、風味を潰し合ってまずくなるということに気付かないのだろうか。
その一方で、最近、私にとってこの上もない強力タグと言えそうな商品を発見した。それは「ハバネロ入りキムチ」。そう、世界で最も辛い唐辛子入りキムチなんて、まさしく私のためにあるような物。ワクワクしながら買ってみた。でも、思ったほど辛くはなく、しかもたった120g入りなので、1日で食べ終えてしまった。実は、最近タバスコの代わりに、ハバネロ・ペッパー・ソースを、パスタやリゾットによく振りかけているけれど、これも今ひとつ物足りず、もっと強力な物が必要だ。どんどんエスカレートしていく自分が怖い。
タイトル・ソングはハロウィーン、つまり万聖節前夜にちなみ、Nicoのラスト・ライヴより(数年前に出た時、どこかで耳にしたまま未入手)。彼女はBrian Jonesの理想の人でもあり、後にAnita Pallenbergにその面影を求めていたと言われる。