なのにあなたは京都に行くの?/チェリッシュ

牡蠣騒動のおかげで、書きそびれていたけれど、一昨日出かける前に、メール便の大きな封筒が郵便受けからはみ出ていた。この前のように紛失するといけないので、とりあえず、部屋に入れに戻った。帰宅後、牡蠣の恐怖に怯えながら開封すると、今年初の懸賞当選だった。というより、最近、のんびりハガキを書くヒマもない。以前は、わりと頻繁に(といっても、せいぜい月に1〜2通)出し、当選確率も結構高かった。今回当たったのは、セサミ・ストリートのTシャツ。精神年齢が極度に低いため、こういったキャラクター・グッズには目がない(ただし、何でもかんでも無差別に許容するわけではなく、結構好みもうるさい)。夏の間よく飲んでいた、お気に入りのブランドのジュースのバーコードで当たった。
親子ペアTシャツで2枚入りだったのだけれど、子供用の方でも、ひと頃流行ったチビT(ピタシャツ?)みたいに着られるかもしれないと思って、試しに着てみた。すると、チビTどころか、肩幅も袖丈も、腕回りのゆとりもたっぷりあった。これは、ある意味、ショッキングなことだった。私の体型は小学生並みなんだろうか?このままではあまりにもくやしいので、見栄を張って言うわけじゃないけれど、胸回りはもう少しゆとりがほしかったなあ・・・。
話は変わって、ローカル・ニュースによると、「京都検定」なる試験が初めて実施されるそうだ。対策用の公式テキストまで発売されているという。でも、一体何のためにこんな検定が?まさか、履歴書の資格欄に書くためではないだろうに。単に、京都オタクの自己満足のためと、観光局の陰謀としか思えない。そして、これにはもっとぶったまげたオチがある。その公式テキストに、誤りが70ヶ所以上見つかったらしい。しかも、単なるミスプリントや単位の間違いだけでなく、内容そのものがおかしい物もあるという。あきれて物も言えない。制作した商工会議所は、急遽、購入者全員に正誤表を送付し、ミス部分は一切、実際のテスト問題に使わないことにしたそうだ。いかに安易な発想の下で企画されたかがよくわかる。そもそも、私はこういったオタクっぽいデータの丸暗記や詰め込みは大嫌い。細かい数字を覚えたところで、一体何になるというのだろう?そんなヒマがあれば、もっとのんびりしていたい。
さて、たまにはこんなタイトル・ソングを選んでみたけれど、私自身は、もうかなり長い間、京都に行っていない。