Wrapped Around Your Finger/The Police

いやあ驚いた。一昨日、珍しくタイトル・ソングにチェリッシュを使ってみた(単に「京都」の曲を思い浮かべたら、これがすぐに出てきただけのことだけれど。ちなみに、彼らの曲で一番好きなのは「ひまわりの小径」かな)ら、シンクロニシティが起こった。普段、日本語の曲がまったく頭の中に流れないというCさんなのに、なぜかこの日に限って、朝からずっとこの曲ばかり(しかも何十年ぶりに)流れてきたという。そしたら、私の日記でまさにそのタイトル・ソングを発見!というわけ。彼女と私の間では、これまでにも、不思議なシンクロニシティがやたらと発生していたけれど、まさかこんなことまで起こるなんてね。
そして、シンクロニシティといえば、Policeの同名アルバムの同名曲がすぐに浮かぶ。今日のタイトル・ソングも、同アルバムから。Policeのお気に入りBest3に常にランクインする私の大好きな曲だ。それにしても、「Roxanne」が初めてラジオから流れてきた時は、本当に衝撃的だった。声フェチの私の琴線に触れるあの声!あの歌い方!一体誰が歌っているの?と気になりながら、しばらくボーっとしていた。ちょうど滞米中だったので、日本に居る頃のように、文字による情報はなかなか得られず、その前に、まず耳から先に入ってくるという時期だった。
まもなく、レコード店でLPジャケットを見てメンバーを知った。声だけであれほど私をうっとりさせてくれたStingは、私の目にはごく普通の人に映った。代わりに、私がときめいたのはStewart Copeland!(これはちょうど、Eaglesで声が一番好きなのはDon Henleyなのに、個人的に一番好きなのはGlennというのとよく似ている)。世間一般には、Stingの方が、声だけでなく、姿形もセクシーだということが認知されているに違いないけれど、こればかりは好みの問題だから仕方がない。
そういえば、知り合いにStingにとてもよく似た人がいた。知人に紹介してもらったルクセンブルク人で、現地に滞在中の私を、仕事を休んで1週間案内し続けてくれた奇特な人だった(アウトバーンを200kmを超えるスピードで走り、私を興奮させてくれたのもその人)。でも幸か不幸か、ロマンティックな間柄に発展することはありえなかった。何しろ、私といえばどこへ行っても「小さいのに1人で旅するなんてエラいね」と言って頭を撫でられるほど子ども扱いしかされなかったし、相手も私の好きなStewart似ではなかったから。