ぼくの伯父さん/TOKIO

昨日は、また訳のわからないことを書き並べてしまった。あんな中途半端な書き方をすると、私1人がバカみたいに思われそうだ。
さて、今日も「心を入れ替える」はずだったのに、仕事はあまり進まない。結局、いつもと同じパターンに陥りそうだ。せめて、日記ぐらいは仕事のことから離れて、思いっきりミーハーな話題にしよう。
昨年相次いで亡くなった父方の伯母2人のことは、これまで何度か触れたことがあるけれど、父にはその姉2人の他に、兄が2人と姉が1人いた。でも、3人共、十代の前半〜後半で亡くなっているため、彼らについての話を聞くことはほとんどなかった。昨年、伯母2人が亡くなったことをきっかけに、急に父は、幼い頃の話を色々としてくれるようになった。1番上の兄のことは何度か聞いていたけれど、実を言うと、2番目の兄や3番目の姉がいることを知ったのも、その時初めてだった。そして、彼らと一緒に写っている数少ない記念写真を見て驚いた。父は小学校低学年で、伯父は高学年だろうか。ところが、とてもそのような年齢には思えないほど大人びて、しかもシリアスで憂いのあるその眼差しに、私はたちまち魅せられた。日本人離れした顔立ちは、まるでViscontiの映画に出てくるような感じにすら思われた。すぐにそのことを父に伝えると、上の(ミーハーな)伯母2人も、自分達の弟3人の中で2番目が一番美しい、と常日頃から言っていたという。絵を描いたり、本を読んだりするのが好きだったというのも、まさに写真のイメージ通りだ。そして、中学に入ってまもなく亡くなったということもまた・・・。もし、この伯父がせめて人並みに長生きしていたら、ひょっとすると私は、アンクル・コンプレックスに陥っていたかもしれない。そう思ってしまうほど、素敵な人だった。
というわけで、タイトル・ソングは、まさにそのものズバリ!もう何年も前の曲で、リード・ヴォーカルは、珍しくドラムの松岡昌宏(話にならないほどヘタクソなSMAPと違って、TOKIOは、全員そこそこ上手く歌える)。ちなみに、この曲のイントロは、Spencer Davis Groupの「Gimme Some Lovin'」にソックリだったような気がする(最近全然聴いていないので、実際にそうだったかどうか確かめられないけれど、そういう印象が強い)。まあ、あそこの事務所の曲は、基本的にどれもこれも、色々な洋楽のパクリが多いので、たとえこれが似ていても、何の不思議もないのだけれど。