Lazy Days/Leona Naess

今日もまた、どうしてもはずせない用があったので、仕事の手を休めて外出した。ところが、朝からトラブル続き。顔を洗っている時、指輪で鼻の先端を傷付けた。私はアクセサリーといっても、遊びっぽいデザインのシルヴァー製の物しか身に着けない。犯人となったのもウサギの指輪で、凶器はその長い耳だった。そして、電車を待っている時、何かがポロリと落ちた。たまたま、小さなボタンが沢山ついている洋服を着ていたので、その中の1つが落ちたようだった。運の悪いことに、普段は必ずソーイング・セットを持ち歩いているのに、今日に限ってバッグを替えたため入れ忘れていた(というより、これまで外出先で必要になったことなんか1度もないので、うっかり油断していた)。
そして、乗換駅に到着すると、昨日の悪夢(というほどでもないかな?)の再現!またしても、電車がなかなか来ない。どうやら、昨日の信号トラブルがそのまま尾を引いているようだった。まさか2日続けてこんな目に遭うなんて。でも、今日は早めに家を出たから大丈夫。
さて、あっという間に用が終わってしまった後、少し時間が余ったので、珍しく猟盤をした。今日の収獲はSophie Zelmaniの『Precious Burden』とLeona Naessの『Comatised』。どちらも新品なのに、超お買い得の\1000だった。2人共、今年紹介してもらい、即、お気に入りとなった女性シンガーだ。
QMSのアナログ盤でオランダ製ベスト・アルバムも発見した。超安易で手抜きの選曲には驚いたけれど、それよりも私の眼を引いたのは、ジャケットに用いられていた写真。珍しく、6人揃ってステージに立っているもので、これまで見たことがなかった。そのジャケットのためだけに、思わず買ってしまいそうになった。でも、ぐっとこらえた。全員後ろ姿だったけれど、もしそれが前向きなら、誘惑に耐えられなかったかもしれない。また、Paul Kantnerのラジオ・インタヴューというのもあった。これも、ちょっとそそられたけれど、やはり我慢した。Elliott Murphyのアナログ盤に至っては、かなり悩んだ挙句、前の2枚よりさらに高価だったのであきらめた。こうしてたまに覗いてみると、たとえ買えなくても、色々珍しい物を見られるだけでも、充分にワクワクする(これはただの負け惜しみ?)。
それにしても、今日はよくわからない不思議な1日だった。結果的に、あえてこんな日を作ったことは、大正解だったと思うけど・・・。