Trouble In Mind/Jorma Kaukonen

これまでネット上でイヤな思いをしたことは2度しかない。その2度すら、今やほとんど意識することもなかったのに、新たに3度目のトラブルが発生したせいで、否応なしにそれらのことまで思い出してしまった。
私がここ2ヶ月近くの間、ずっと仕事に追われていたことは日記にも書いていた。その前には父の件もあった。でも、日記を始めた当初から、欠かさず書こうと心に誓っていたので、たとえ何日分溜まっても必ず書くことにしている。決して義務感からではなく、書くこと自体楽しい(それも当然。深く考えず、思いつくままに書き並べているだけだから)し、書いている瞬間は、イヤなことも忘れられる。ところが、間接的にそのことを快く思わない人がいるようでショックを受けた。
つい先日、ある方からメイルが届いた。前から頼んでいる音源を、一体いつになったら送ってくれるのか?という問い合わせだった。私は、仕事が一段落ついてから送るつもりだったし、先方もそれを了承してくれているものだと思い込んでいたので、その問い合わせにいささか驚きながらも、素直にそう答えた。すると、そんなことは聞いていないし、すでに2ヶ月ほど過ぎているので、待たせるにも限度がある、というかなり立腹した返事が返ってきた。「くだらない日記を書いたり、呑気に掲示板のレスをするヒマがあれば、さっさと送れということですか?」と尋ねると、あっさり「まさにその通りです」と答えられた。さらには、忙しいのは誰でも同じで、限られた時間をやりくりするのが当たり前だとも言われた。その言葉通り、私はどうにか時間をやりくりして日記やレスを書いていたのだけれど、そうではなくて「頼まれたこと」を最優先すべきだと、先方は考えているようだった。しかも、その「頼まれたこと」とやらが、いつのまにか「約束」という言葉に置き換えられていたので呆気にとられた。
つまり、先方の言い分を鵜呑みにするとすれば、私は大切な「約束」を無視して、自己満足のために「くだらない日記」を書いている無責任で非常識で、自分勝手な人間ということになる。確かに、私には常識外れで無責任で自己本位な面があることは否定はしないし、時間のやりくりも決してうまい方ではないと思う。ただし、それはあくまでも今回の件とは別の場合においてであり、この件に関して、そう言われることはまったく不本意だ。
1日ではとても書き足りないので明日に続く。