Me & My Uncle/Dino Valenti

最近おかしな夢をよく見るけど、昨夜の夢もヘンだった。ゴージャスな食堂車付きの列車に乗っていて、車両を移動していたら、外から音楽が聴こえてきた。列車はいつのまにか海岸沿いを走っていて、音のする方向をふと見ると、防波堤の上にDino Valentiが腰を下ろして「Get Together」を弾き語りしていた。私は思わず近付こうとしたけれど、全然進まない。なのに、私のそばにいた見知らぬ女性(東洋系で髪が長く、私よりずっと背が高くて、いわゆるヒッピー調のロングドレスを身にまとっていた)だけが、スタスタとそちらに歩み寄っていた。それを見て、俄然、対抗意識を燃やしたけれど、どうしてもそばには行けなかった。
眼が覚めて冷静に考えると、もう何年も前に亡くなっているDinoのそばに、生きている私が簡単に近付けるわけがない。それより、どうしてそんな夢を見たのか考えてみた。食堂車付きの列車というのは、多分、先日見た『Festival Express』の影響だろう。それじゃ、Dinoが出てきたのはなぜ?これはちょっと複雑だ。昨日、実家から自宅に戻ってきてすぐに、溜まっている日記の中で、Rick Dankoの命日の12月10日の分だけいち早くアップした。その時、彼の生前の写真も公開したのだけれど、それを早速ごらんになって「うらやましい」と書き込んで下さった方々がいた。でも、その中の1人Cさん自身は、生前のCipollinaと会ったことがある。私の方こそうらやましくてたまらない。
そのことが心に残っていたので、あんな夢になった違いない。でも、登場したのはCipollina本人ではなく、同じQMSの仲間、Dinoだったというわけだ。できれば変化球ではなく、直球できてほしかったなあ・・・。
ところで、10日付けのRickの写真は、私が利用しているプロヴァイダーの無料ホームページを借り、急場しのぎでアップしたので、背景をブランクにすることができず、最初からついているアイコンが目障りでたまらない。まあそのあたりのところはお見逃しを。
タイトル・ソングは、Dinoの唯一のソロ・アルバムの中で一番好きな曲。今でこそCDで入手可能だけれど、LPはレア盤で、滞米中に専門業者に依頼して探してもらったので、中古盤でもけっこう高かった。WZの『Wanted Dead Or Alive』も同様だった。EMの『Aquashow』に至っては、高くて手が出なかった。そのくせ、『Shiloh』や『Longbranch Pennywhistle』は、日本に居る間に、比較的安く入手していた。