AK 47/Hot Tuna

またおかしな夢を見た。免許のない私が、車を運転していて、映画館の前の空き地に止めようとする。これから見ようとする映画のタイトルは覚えていないけれど、どうもアニメとかそういったお子様向きの類いだった。1時間半もあれば終わるので、その間、路上駐車していても大丈夫だろう・・・なんて思っている。それでも、少し路肩寄りに止めた方が安全かな?と思い、少し位置をずらそうとしている。車を運転する夢はよく見るけれど、夢の中でも、自分に免許がないことははっきり自覚していて、とにかく、「え〜いっ!」とばかりに、適当にハンドルを捌いているのだから、いい加減なものだ。今回ももちろんそうで、はたして、微妙な位置転換なんか自分にできるかどうかわからないのに、あえてチャレンジしようとしている。その時、突然、怪しげな人物(これまた、私の夢によく登場する)が近付いて、防御用だといってマシンガンを渡してくれた。何のことだかわからないし、そんな物騒な物を使いたくないので、後部座席に置こうとしたら、そこにはすでにもう1丁転がっていた。しかも、それを奪おうとする見知らぬ人物がシートに潜んでいたので、私はもらったばかりの銃のグリップ部分でその人の額を必死で殴りつけ、奪い返した。車は4ドアか5ドアの赤のRV車だった。そこで夢は終わった。それにしても、何て過激なんだろう。自分ではあまり意識していないけれど、よほどストレスが溜まっているのか、それとも破壊願望があるということなのだろうか。
でも、現実問題として考えると、非力な私がマシンガンを持てるわけがない。それも2丁なんて絶対に不可能。ずいぶん前に、知人がサヴァイヴァル・ゲームに凝っていたので、私も数種類の電動エアガンを持ったことがある(でも、発射したことがないということだけは、はっきりお断りしておく)けれど、そんなニセモノですら、あまりの重さに驚いたほどだから。
タイトル・ソングは、そのものズバリ、旧ソ連時代の代表的ライフルの1種。Tunaの中では一番聴くことの少ない『Pair A Dice Found』に収録されている。これは、CDが出始めたばかりの頃のアルバムなので、細長い紙ケース入りだった。そういえば、確か、10年ぐらい前に世間を震撼させた某カルト教団が、これをベースとしたライフルを密造しようとしていたというニュースがあったのを覚えている。今も尾を引いているあの事件は、一体何だったんだろう。