Another Plane Went Down/Shawn Colvin

一昨日に引き続き、またShawn Colvinの曲をタイトルに選ぶことになった。でも、そのタイトルが示す通り、今回はあまりうれしい話題ではない。JAの元ドラマー、Spencer Drydenの病状に関する続報が、信頼できる筋から入った。彼は長い間、重病だと言われていて、去年の秋、とうとう手術を受けた。その後、風の便りに、経過が良い方向に向かっていると耳にしたので、少し安心していたけれど、実はその反対だということがわかった。病気は癌の一種で、かなり急速に広がっているという。今日退院し、とりあえず家に戻ると言われている。ところが、その家というのも、去年、火事で全焼して以来の仮の棲み家にすぎない。それでもあえて退院したということは、病院のベッドではなく、もっと落ち着ける場所で最期を迎えたいということなのだろうか。最近、こういったことにあまり動じなくなったとはいうものの、やはり気が重い。
それでなくとも、今日はあまり何もする気にもなれず、年末から溜まっている日記の更新さえできない。でも、不在中に掲示板に書き込んで下さった方々へのレスだけは、まるでおしゃべりしているみたいな感覚で、楽しみながら書き終えることができた。色々書き込んで下さるということがうれしくて、つい、本筋から逸れた余計なレスまで書き加えてしまう。
どんどん音楽の話題から逸れていくので、強引にShawn Colvinの話につなぐことにしよう。前から気になっていたことが1つある。一昨日のタイトル・ソングの「Mr. Levon」って、Levon Helmと関係があるのだろうか?姓ではなく名前に「Mr.」がついているので、無関係のような気もするけれど、彼女はThe Bandのカヴァーもしているし、Eric Andersenのアルバムに参加したことがある関係で、Rick Dankoとの面識もあるはずだ。でも、歌詞を見た限りでは、何とも判断をつけがたい。また、私がそう思うだけかもしれないけれど、彼女は何となくLevonに顔が似ているので、ひょっとすると隠し子なのでは?などと、不謹慎な想像をしてみたりもした。でも、彼女のバイオグラフィを見ると1956年1月10日生まれ(まもなくバースデイ!でも、意外に高齢)となっているので、バカな推測はあっさり崩れ去った。
不謹慎といえばもう1つ。まだSpencerは存命しているのに、まるで、もうすでにどうにかなってしまったかのようなタイトル・ソングを選んだこと自体、ちょっと反省している。