Morning Dew/The Allman Brothers Band

いきなり昨日の続き。トイザラスで見つけた唯一の掘り出し物とは、『マトリックス・レボリューションズ』でKeanu Reeves扮するNeoの8インチ・フィギュア。Al Pacinoのフィギュア同様に小さく、PVC樹脂なので本来はパスするところだけれど、顔があまりにもよく似ている上、価格も手頃(安いCD1枚分。昨日の自転車保管料同じ)だったので、買わずにはいられなかった。おなじみの黒のロングコート姿ではなく、チャコール・グレイの薄汚いTシャツにブーツという姿もなかなかよい。惜しむべきは、これが着せ替え可能な12インチ・フィギュアではないということ。実は、最初のシリーズの時も、バーゲンで1体買った。それは幸い12インチだったけれど、悔しいことに、今回ほど顔が似ていない(やや間延びしすぎ)。といっても、私がKeanuに夢中だったのは、せいぜい『スピード』の頃までで、『マトリックス』は招待券でシリーズ1を見ただけ。それ以来、今いちのめり込めない。
ところで、今日、今年初のCDが届いた。クリスマスの頃にアメリカに注文していたTom Constantenのソロ・アルバム『Morning Dew』。以前、Cipollina関連のCDをチェックするためRelix Recordsのサイトを見ていた時に興味をもちながら、その後ずっと忘れていた。たまたま最近、某サイトで話題になっていたのを見て思い出し、タイミング良く、安い中古盤を見つけたので、即注文したというわけ。この人は、一時期、Grateful Deadのキーボード・プレイヤーだった。でも、私はDeadのメンバーの変遷については詳しくないので、Jormaと一緒に作った『The Making Of Embryonic Journey: Studio Session』を入手するまでは、その事実に気付かないままだった。
このCDを聴きたいと思ったきっかけは、まずJormaでおなじみの「Hesitation Blues」と「Embryonic Journey」が入っていること。そしてJAの「Lather」と「Fat Angel」、おまけに、今日のタイトル・ソングにもあるように、お気に入りのバンドやミュージシャンの多くがカヴァーしている「Morning Dew」までも取り上げられている。さらに追い討ちをかけるように、最終決定するに至ったのは、あの「John Barleycorn 」までカヴァーされているといううれしい事実。ここまで揃うと、聴いてみるしかない。結果は、思いのほかこじんまりとまとまっているという感じ。もしNickyだったら、どんな風に弾いていただろうか、と思わずにはいられなかった。