Knockin' On Heaven's Door/Warren Zevon

一昨日、ちょっと気配を見せていた風邪が、まだくすぶっていた。昼間はまだマシだった。仕事の合い間に入ってきた元Doobie BrothersのKeith Knudsenの訃報を、某掲示板に書き込むゆとりさえあった。夕方、ほんの15分ほど買い物に出たのが大失敗!
今日は、3月中旬か下旬ぐらいの陽気だと聞いていたのに、そんな風には全然感じられない。店内を回っている間に、急に脱力感がしてその場に倒れそうになった。朝食以来、何も食べていないのが逆効果になったせいか、胸焼けまでしてきた。特に用もないのに外出したことを後悔した。TVガイドなんて、急いで買う必要はなかったのにね。
どうにか家に辿り着き、身体が受け付けそうな物を適当に選んで、無理矢理口に入れた。鼻水と悪寒もひどくなってきたので、急いで風邪薬を飲み、部屋を温めた。そのまま布団に入ったら、風邪に負けてしまう気がしたので、何とか起きていようとした。日本対北朝鮮のサッカーの予選はすでに始まっていたけれど、見る気力もなく、裏番組で放映されていたSam Peckinpah監督の遺作『バイオレント・サタデー(The Osterman Weekend)』を、何とはなしに見ているうちに、力が抜けてウトウトしてしまった。眼が覚めると、映画もサッカーも終わっていた。そして鼻水も悪寒も、どうにか止まっていた。やはり風邪の時は、初期症状の段階で、自分に合う薬を飲み、安静にするのに限る。これなら、一昨日、油断せずに、さっさとそうしておくべきだった。
というわけで、今もロー・テンションのままこれを書いている。
タイトル・ソングさえ浮かばないので、苦し紛れのPekinpah監督つながり。結局、WZの『The Wind』は、今もあまり聴くことはないし、DVDに至っては、未だに封印が解かれていない。
ところで、今頃弁解するけれど、この日記を書くにあたって自分なりに決めていたルールの1つが、最近曖昧になっている。それは、洋画のタイトルを書く時、初めて引用する時は、邦題の後に原題を付け加えるというもの。スペースの関係で、つい省略してしまうことが多い。昨日の『ガラスの部屋』にしても、本来なら『ガラスの部屋(Plagio)』とすべきだった。ちなみに、テーマ・ソングのタイトルは「Che Vuole Questa Musica Stasera」で、Peppino Gagliardiという人が歌っていた。昨日のタイトル・ソングは、Ray Lovelockが歌っていたというだけで、映画そのものとは何の関係もない。