Traveling Riverside Blues/Warren Zevon(Live)

巷では今日から3連休の人が多いということを、すっかり忘れていた。決して「自由」とは言えない私のような自由業の末端にいる者にとっては、まったく縁のないことだから。とにかく、眼の前にある仕事を片付けないことにはどうにもならないので、昨日からすっきりしない気分のまま、せっせと手を進めた。幸い、仕事は順調にはかどり、体調も何とか回復したかに思われた。ところが、夕食後またおかしくなった。先日と同じ脱力感と鼻水。またもや、急いで風邪薬を飲んだ。咳や高熱が出たり、頭痛がするわけではなく、単に、全身疲労と軽い鼻水だけですむのは幸いだけれど、なかなか自由に動き回れないのは厄介だ。結局、昨日に引き続き、今日も家の中でおとなしくしているしかなかった。
退屈な話題ばかり並べても仕方がないので、思わず真に受けそうになったジョークを1つ。日本では今日から3連休だけれど、世界各地にある中国人社会では、少し前から旧正月を祝ういわゆる「春節」で盛り上がっているらしい。そんな中、サンフランシスコのチャイナタウンで開かれるという「CNY Celebration」の告知を見て、ケッサクな妄想をする人がいたようだ。「CSNY−S=Stephen Stills抜きのCSN&Y」のライヴが行なわれることを期待して、喜び勇んで会場に足を運び、「なんでStillsだけ参加しないんだろう?」「風邪でも引いたんじゃないか?」「残りの3人はいつになったら出てくるんだ?」などと言って、大騒ぎする人がいるのではないか?というものだ。「CNY」とは、実際には「Chinese New Year」のこと。でも、ロック・ファンなら、一瞬、勘違いしても不思議ではない。
そういえば、以前、新聞のTV番組欄にあったローカル・ニュースのミニ告知を見て、よく似たことがあったのを思い出した。そこには「なにわのR.ジョンソン高校生」と書かれていたのだけれど、私はてっきりRobert Johnsonばりのブルーズ・ギタリストを目指す高校生のことだと思い、ワクワクしながらチャンネルを合わせた。ところが、紹介されたのは、大リーグのヴェテラン名投手Randy Johnsonを目指す野球少年だった。あ〜あ。
というわけで、タイトル・ソングにRobert Johnsonを選ぶつもりだったけれど、結局、オリジナルではなく、カヴァー・ヴァージョンにした。しかも、一昨日に続きまたWZが登場。この人って、ライヴでは結構色んなカヴァーを取り上げている。しかもよく趣味が合う。