Otherside/Red Hot Chili Peppers

このところ外に出ることも少ないので、家の中にある食材を適当に集めて食べている。そのため、栄養のバランスは悪くないとしても、組み合わせはメチャクチャ。たとえば、ズッキーニのオリーヴ・オイル炒め(味付けは、塩と胡椒でシンプルに)、紫芋を電子レンジで柔らかくしたもの、それに納豆オムレツとか・・・。ズッキーニを初めて見たのは、2度目の渡米中だった。以前書いたニワトリとピンク色好きのお隣のおばさんが、庭で栽培しているものをおすそ分けしてくれた。ボスの奥さんは、それをヘンなアクセントで「スコーシュ」と呼んでいたけれど、実は「スクウォッシュ」のことで、スーパーではズッキーニとして売られていることを知った。どうみても、キュウリのお化けにしか見えなかったけれど、実はカボチャの1種だと知って驚いた。煮込み料理にもよく使われるらしい。でも私は、輪切りにして炒めるのが一番好き。味は、カボチャでもキュウリでもなく、むしろナスに近い感じがする。一連の私好みの野菜類とは違って、そんなにクセはないものの、あのさり気ない食感は捨てがたい。最近は、近所のスーパーでもよく見かけるのでうれしい。
食べ物といえば、先日、ついに念願のハバネロのデス・ソースを手に入れた。「トリプル・ホット」なので、パッケージには「Death」どころか「After Death」ソースと記されている。要するに「死後の世界を体験してみませんか?」ということなのだろう。その言葉に恥じず、これまで味わった全ての激辛スパイスの中で一番(というか唯一!)満足できる辛さだった。今まで、どんなチリ・ソースでも、数滴どころか、大きなスプーンに何杯という単位で振りかけても、期待外れのことが多かった。でも、今回は文字通りほんの数滴で、挑戦的な刺激を与えてくれる。といっても、タバスコのビン並にほんの数mmしかなかったこれまでのチリ・ソースのビンの穴とは違い、このアフター・デス・ソースの穴の直径は1cm近くある。だから、ほんの数滴のつもりでも、結果的に相当な量が出てしまうけどね。
目下、これをパスタやリゾット、チキンライスなどに使っている。ただし、チキンライスだけは、もはや原型とはすっかりかけ離れたものに成り果ててしまう。
タイトル・ソングは、もうこれしかないだろう。アルバム単位では聴いたことがないけれど、ネット・ラジオで数曲聴いた限りでは、好きなタイプだということがわかる。