Mercedes Benz/Janis Joplin

昨日の日記の最後に「Five Long Years」の歌詞のことを書いたら、またまたプチ・シンクロニシティ発生!昨日の夜届いたJohn Hammondの『I Can Tell』の中でも、これがカヴァーされていた。つい先日、遅ればせながら「Anji(Angi表記もあり)」の作曲者、Davy(Davey表記もあり) Grahamのことを知り、早速、現在入手可能なCDを聴きたくなって『The Guitar Player』という1963年のアルバムを注文した(ボーナス・トラック8曲入り)。ところが、送料無料に満たない安い商品だったので、もう1枚適当に注文したのが、前述のアルバムだったというわけ。John Hammondといえば、以前、数ヶ月待たされたあげく、結局、在庫切れ通知、というイヤな経験があった。今回は、あくまでも送料を無料にすることが最大の目的だったので、できるだけ安くて、しかも好きな曲が入っていそうなものを適当に選んだにすぎなかった(「I Wish You Wolud」「Spoonful」「Smokestack Lightning」が聴けるだけでいいと思っていた)。ところが、届いたものをよく見たら、タイミングよく「Five Long Years」も入っていた。それどころか、全然、前知識なく選んだのに、これは67年のアルバムで、バックには何とRick DankoとRobbie Robertson、それに1曲だけBill Wymanも参加している。パーソネルを見て初めて気付き、驚いた。しかも、LP盤のオリジナル・ライナーノーツまで掲載されていて、RickとRobbieについては「目下、Bob Dylanのバックを務めている」と説明されていた。時代背景がよくわかる。
驚くのはそれだけではなかった。このCDにもボーナス・トラックが4曲ついていた。70年1月に出たというマッスル・ショールズ・スタジオ録音の『Souther Fried』からの抜粋。何と全曲、Duane Allmanがバックでスライドを弾いている。そんなおいしいおまけまでついているなんて、実にツイている。かといって、Davy Grahamのアルバムが、かすんでしまったわけではない。初心者の私には、細かい文字でビッシリとプリントされている16ページにもおよぶブックレットが、ちょうどよい入門書になりそうだ。
ところで、昨夜もF1中継を見なかった。結果だけ見たら、またもやルノートヨタの活躍ばかりが目立つ。フェラーリは一体どうしたんだろう?さらに、ホンダにいたっては、未だにノー・ポイント!そんな中、さりげなく好調なのが、マクラーレンメルセデスKimi Raikkonenが3位で久々に表彰台に上がった。フィンランドの人ががんばると、何だかうれしくなる。