Drive My Car/David Crosby

F1サンマリノ・グランプリって、いつも印象的なレースが繰り広げられる。<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040425">去年</a>もそうだった。昨夜見た中継では、Raikkonenが今年初のPPをゲットしたものの、早々とリタイア(残念!)。Schumacherは13位スタートで、やはり不調が続いているのかと思っていた。ところが、終盤に信じられない展開。いつのまにか彼が2位に躍り出て、トップのAlonsoを猛スピードで追い上げている。眼を疑うとは、まさにこういうことだ。そして10周以上にわたり、一瞬たりとも画面から眼を離すのが惜しい壮絶なバトルが続いた。これまでのSchumacherの実績から考えると、Alonsoをいつ抜いてもおかしくはない態勢だった。いくらAlonsoが、若手の中では断然トップの実績を誇っているとはいえ、長年のチャンピオンのSchumacherに対抗できるだけの精神面を持ち合わせているとは、とても思えなかった。ところが、彼はすべてのプレッシャーに負けず、とうとう最後まで首位を貫いた。しかもここ3戦連続首位というのだから恐るべし!でも、それほど凄いドライヴァーだからといって、私が彼のファンだというわけではない。特に嫌いじゃないし、実力や将来性は認める。でもそれだけのこと。好みか好みではないかというのは、もっと主観的な問題だ。ちなみに、私のご贔屓の1人、Buttonは3位。今年初とはいうものの、去年あたりから表彰台の常連となっている。また、マクラーレンメルセデスは、Raikkonenがリタイア。でも、負傷したセカンド・ドライヴァーMontoyaに代わって、急遽出場した控えのWurzが4位。ここ数年裏方に回っていたのにこの快挙。しかも、「え?こんな人だったっけ?」と、思わず画面に注目してしまうほど素敵になっていた。ピークを過ぎたとも言われるVilleneuveが、6位入賞というのもうれしい。それにしても、このところ、視覚的にも充分楽しめる、華のあるドライヴァーが増えてきた(というより、ここ数年ブッチぎりだったSchumacherの陰に隠れて、目立たなかっただけ?)のは、大いに喜ばしい傾向。何とか入賞できたTrulliや、残念ながらこのところリタイア続きとはいうものの、開幕戦でチャンピオンとなり、ルノー快進撃を予感させてくれたFisichellaなどもなかなか・・・。やはりどんな時でも、眼の保養ができるのとそうでないのとでは、熱の入れ方も違ってくる。ミーハー?その通り。でも、Sharapovaのテニスウェアに眼を奪われている人達には、こんな私を批判することはできないはず。