Waiting For A Train/Jorma Kaukonen

先週末は、久しぶりに家でおとなしくしていた。その代わり、今日また出かけるので、昨夜はいつもより少し早め(?)に就寝&消灯した・・・はずだった。なのに、寝苦しくて眼が覚めたら朝の4時。ほんの1時間余りしか寝ていないことになる。それではあんまりなので、もうひと眠りしようと意識すればするほど、息苦しくなってきた。まさか、パニック発作?気を紛らわすためにPCを立ち上げて、しばらくネット・サーフィン。結局、再び眠りに就いたのは6時前。もうすっかり明るくなっていた。せめてあと3時間は眠らないと、せっかくの予定が台無しになる。
こんな風に、出かける前からすでにトラブルが始まり、ちょっぴりイヤな予感がしていた。案の定、プラットフォームに駆け上ったと思ったとたん、電車のドアがピシャリと閉まった。学生時代に利用していた西武多摩湖線なら、そんな時、再びドアを開けてくれることがよくあったのに・・・(何しろ、当時は20分に1本という過疎ダイヤのため、そういう気の利いた計らいがあった)。そんな思いも空しく、電車は私を置き去りにして出て行った。その差わずか0.5秒。おかげで、JRに乗り換える時、予定していた快速電車は、またもやタッチの差で出た後だった。そのくせ、次に来るはずの環状線が10分も遅れるというアナウンス。しかも、その理由というのが、連休で利用客が多いため、乗降にいつもより時間がかかっているからだという。慎重になるのはわかるけれど、そんな理由だけで10分も遅れるなんてあんまりだ。そもそも、そんな言い訳を聞くのは初めて。
ようやく到着した時も、プラットフォームで待ち受けている駅員さんが、とてもピリピリした様子で運転士さんに指示している。今頃そんなことをするより、普段から、そういう心がけがあったなら、あんな痛ましい事故は起こらなかったかもしれないのに・・・。今さらながら、そう思わずにはいられない。
結局、最終目的地には約30分遅れて到着。スタート地点でのわずか0.5秒の差が、こんなにも大きなタイム・ロスにつながるなんて・・・。でも、裏を返せば、私のように、0.5秒だの30分だのということに、細かくこだわるお客が多いからこそ、あんな事故につながったのではないかという気もする。複雑な気分だ。
タイトル・ソングのオリジナルは、カントリーの元祖とも言えるJimmy Rodgersによるもの。実は、そのあたりのことはよく知らないので、うっかり、ブルーズ・ミュージシャンのJimmy Rogersと混同してしまうところだった。